内容説明
100万部を超えるベストセラー『にんげんだもの』や『トイレ用日めくり ひとりしずか』の著者、書家で詩人の相田みつを。苦しい時も、悲しい時も、読む人をいたわり、きっと力づけてくれるその書と詩は、カレンダーやCMにも起用されているので、誰もがどこかで出逢っているのではないでしょうか。わかりやすい言葉と独特のリズムと書は、人びとが心の中で感じていることを簡潔に表現し、生き方を教えてくれます。代表作「ただいるだけで」をはじめ、「道」「つまづいたおかげで」「しあわせはいつも」「雨の日には雨の中を 風の日には風の中を」「ぐち」など52作品を収録。特に本書は、人はひとりだけれど、ひとりではないことを感じさせる書と詩を集め、著者の没後25年、相田みつを美術館開館20周年を機に発刊いたします。自分自身の生きる支えとして。大好きな人へ感謝の代わりに。子どもたちに人生を教えるとき…。年齢を問わないプレゼントにお勧めです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
双海(ふたみ)
12
相田みつを美術館に行っていました。5年ぶりくらいかな。こころが休まります。2022/05/15
喪中の雨巫女。
10
《私-図書館》久しぶりのみつをさんの字と言葉に、和むなあ。心が疲れている時には、最適です。2017/02/11
双海(ふたみ)
9
「あのね/自分にとって/一番大切なものは/自分のいのちなんだよ/だから/すべての他人の/いのちが/みんな大切なんだよ」2022/07/03
彼岸花
4
後半、「かんのんさま」の話がありますが、何もかも、承知のうえで、私たちを、いつも優しい心で見守っていて下さる存在です。どうか、悩みや悲しみをたくさん聞いてほしいです。癒されたく、みつを美術館を訪れたいと思いました。仏教の精神が込められている詩や話が心強いです。2017/07/08
織川 希
3
★★★☆☆ 美しい言葉を探せる本。本書は書道家・詩人の相田みつをの詩集。日常生活の中から感じ取ったことを素直に言葉にした、分かりやすくも意味深い文章の数々がそこにある。最近私には座右の銘と言えるような言葉が自分の中に無いことが気になっていて、単に美しい言葉に出会いたくて本書を読み始めた。一つ心に残ったのは「雨の日には雨の中を 風の日には風の中を」というフレーズ。人生の中でうまく行かないことが連続するような時もあるけど、それでも歩んで行こう、という、精進とも諦観とも取れる詩だった。2024/11/21
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