内容説明
1920年、ウォール街で炸裂した一台の馬車とともにはじまった「貧者の空軍」=自動車爆弾による惨劇の悪循環―『要塞都市LA』『感染爆発』などで来たるべき世界の暗黒をえぐりつづける著者がおくる、かつてない戦慄の現代史。
目次
ウォールストリート一九二〇年
貧者の空軍
幕開けの爆轟
ジャッファ・オレンジ
サイゴンの男
プラスチック爆弾の祭典
悪魔の種
爆弾都市へようこそ
「ブラック・スタッフ」
死者を嘲ること
地獄の厨房
ベイルート・ヒルトン
自動車爆弾大学
自爆する虎
ソフト・ターゲット
ロス・コチェス・ボンバ
包囲網下の都市
恐怖をもたらす方法
ブッシュ殺害計画・オクラホマ爆破
ジハードの惑星
イラクの君主
地獄の門
著者等紹介
金田智之[カネタトモユキ]
東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程社会学専攻
比嘉徹徳[ヒガテツノリ]
一橋大学言語社会研究科博士課程精神分析専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。