出版社内容情報
《内容》 戦後まもない日本で、後に世界を驚かせることになる一大創薬プロジェクトがスタートした
次々と立ち塞がる難関に対しても妥協なき闘いを挑み、未知の世界に情熱を傾けつづけた人びとが打ち立てた金字塔「止血剤」「抗血栓剤」開発のドラマを、ノーベル賞候補にもなったプロジェクトリーダーをはじめ、6名の執筆者が書き下ろした。
《目次》
第1部・創薬(出発/止血・消炎剤/「抗トロンビン剤」の発想/流行を超えて/知的所有権(特許))
第2部・創薬と育薬の心 ~抗プラスミン剤は教える~(薬の働きとその捉え方/育薬の基本)
第3部・抗トロンビン剤開発物語(合成抗トロンビン剤/日本のアルガトロバン/世界のアルガトロバン)
第4部・科学の流れの中で
内容説明
現在、世界120カ国以上で使われている止血薬、血栓治療薬など世界的な創薬研究の先頭に立ち、ノーベル賞候補にもなったプロジェクトリーダーが、日本発の新薬開発のドラマを自ら描く。
目次
第1部 創薬(出発;止血・消炎剤 ほか)
第2部 創薬と育薬の心―抗プラスミン剤は教える(薬の働きとその捉え方;育薬の基本)
第3部 抗トロンビン剤開発物語(合成抗トロンビン剤;日本のアルガトロバン ほか)
第4部 科学の流れの中で
著者等紹介
岡本彰祐[オカモトショウスケ]
1916年生まれ。1941年慶応義塾大学医学部卒業。同大学の助手、講師、助教授を経て、1959年神戸医科大学教授、1964年国立移管に伴い神戸大学医学部教授。1980年定年退官。現在、神戸大学名誉教授、血栓止血研究神戸プロジェクト委員会代表。医学博士、スウェーデン・ルンド大学名誉医学博士
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