内容説明
一八六七年、徳川幕府崩壊以後、“都市計画”の名のもとに行われたのは恐るべきハイテク風水を駆使した新たな魔方陣の完成だった…。山手線は、何を封じるためにつくられたのか。東京タワーと放送局に仕掛けられた新たな呪術とは。そして東京は、本当に日本の首都なのか。いまも我々のまわりに張り巡らされる秘められた呪術の封印を解き魔都東京の未来を予知する。
目次
日本魔方陣(紀伊の秘密;鏡の国の魔方陣)
東京魔方陣(調伏都市;東京の守護神;東京ハイテク魔方陣)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
緑
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大江戸魔法陣の続刊。前作と同様、思い込みと切り捨ててしまえばそれまでなんだけど、何故だか無視できない一致点が浮かび上がってくる過程がとても面白い。でも相変わらず内容はオカルト的な考えまっしぐらなので、よっぽとオカルト好きか加門さん好きじゃないと厳しいんじゃないかなという印象。大真面目に読むよりも、そういう世界や考え方もあるのか、くらいの姿勢で読むのがベストかも。2013/10/21
sarasvati
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大江戸魔方陣の続編ということを読んでる途中から知りました(そっち読んでないし)・・なので、この方の"素人という免罪符"で、時に無謀なまでに強気に論を展開する姿勢が「?」な感じでしたが、コレが"売り"なのね・・?それと、彼女自身が自覚してるのかは分からんが、女性特有の野生の勘 or 根拠のない断定が、同性ながらちょっとイタイ気もするけれど・・実はキライじゃなかったりします。15年前に書かれたならば、当時さぞかし風当たりが強かったor総スカンを食らったであろう、とも思いますが・・。彼女が「絶対に書けない」と位2012/01/31
ゆめたがえ
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出版されてから15年くらいたちますが、今、加門さんの考えに変化はあるのだろうかと考えます。2011/02/15