絶景、パリ万国博覧会―サン・シモンの鉄の夢

絶景、パリ万国博覧会―サン・シモンの鉄の夢

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  • サイズ A5判/ページ数 345,/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784309222356
  • NDC分類 606.9
  • Cコード C0022

目次

前書 万博の神学、あるいは万博史の逆説
第1章 サン・シモンの鉄の夢
第2章 転向サン・シモン主義者ミシェル・シュヴァリエ
第3章 パリ万国博覧会にむけて
第4章 万博理念の確立
第5章 サン・シモン主義のユートピア、1867年パリ万国博覧会
第6章 アミューズメントとしての万博会場
第7章 博覧会場の外で
第8章 新たなユートピア〈恒久的万国博覧会〉にむけて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

星落秋風五丈原

18
ナポレオン三世時代のパリ万博の話。大河ドラマ『青天を衝け』の昭武侯登場。というかルードヴィヒ二世神出鬼没すぎる。2023/09/26

ジュンジュン

10
サン・シモン=空想的社会主義しか知らなかったが、その主張は「人間による人間の搾取から、機械による自然の活用へ」という産業社会の到来を予見。実利追求を肯定し、労使協同のもと、ユートピアが実現するという。バラ色の未来を夢見たから”空想的”と揶揄され、階級闘争も喝破できなかったが、それ以外は今日の批判にも充分耐えうる理論だった。そのサンシモン主義が具現化したのが、パリ万博であり、パリ万博から、今日フランスが持つイメージが生まれた。美食、ワイン、有名ブランド等。本書は万博の理念を考察する面白い試み。2021/11/24

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