出版社内容情報
市場が消費者優位となり、企業はコスト構造の根本的な見直しを迫られている。コストの考え方からコスト戦略までを図解した、最新のコストマネジメント入門書。
内容説明
景気の低迷で、多くの企業が大々的にコスト低減を実行している。確かに、コスト低減は有効な業績改善策である。しかし、やみくもなコストカットが企業の将来投資やブランド戦略に大きなダメージを与えることも少なくない。いま、日本企業に必要とされるのはコストダウンの実行だけではない。「利益を生み出すコスト」と「無駄を生じさせるコスト」の識別をしっかり行い、「切るべきコストは切り、カネをかけるべきところにはかける」というコストマネジメントの考え方なのである。本書では、目先のコストダウンにとらわれず、トータルでコストを最小にする。
目次
第1章 ビジネスに不可欠となったコストマネジメント
第2章 スループットとサプライチェーン、バリューチェーン
第3章 原価計算と間接費のマネジメント
第4章 ABC/ABMと原価企画
第5章 意思決定とコストマネジメント
第6章 生産性のマネジメント
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