出版社内容情報
クメール・ルージュ下のカンボジアの惨状を7歳の少女の視点で描いた自伝的小説。破壊と虐殺の嵐の中で少女を救ったものは──
【著者紹介】
1970年カンボジア生まれ。5歳の時、クメール・ルージュがカンボジアの支配権を握り、強制労働の末、母と共に国を脱出、11歳で難民としてアメリカに到着する。コーネル大学卒業。本書がデビュー作。
内容説明
カンボジア大虐殺を引き起こしたクメール・ルージュ(ポル・ポト派)の狂気と残虐を生き抜いた少女の自伝的小説。
著者等紹介
ラトナー,ヴァディ[ラトナー,ヴァディ] [Ratner,Vaddey]
1970年、カンボジアのプノンペンに生まれる。シソワット王の末裔。1975年から1979年にかけて、クメール・ルージュ(ポル・ポト派)のカンボジア支配のもと、強制労働や飢餓を経験、家族の多くを亡くしながらも辛うじて生き延びる。その後母とともにカンボジアを脱出し、1981年11歳のときに難民としてアメリカに到着する。コーネル大学卒業。『バニヤンの木陰で』がデビュー作。現在ワシントンDC郊外在住
市川恵里[イチカワエリ]
1966年東京生まれ。早稲田大学第一文学部英文学専修卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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