出版社内容情報
イラクで爆弾処理班をしていた著者は、帰還後、爆風で脳を損傷したことが明らかになる──イラクでの緊張感と米国での狂気に迫る。
【著者紹介】
空軍士官としてイラクに三期従軍。そのうち二期を爆発物処理班(EOD)として携わる。
内容説明
イラクで爆発処理をしていた兵士は、アメリカ帰還後、爆風による外傷性脳損傷(TBI)を負っていたことが判明する―映画『ハート・ロッカー』でも描かれることのなかった“爆弾処理班”の過酷な真実…イラク戦場での“緊張感”とアメリカでの“狂気”が交錯する、異色のノンフィクション。
目次
第1章 混沌の支配する世界
第2章 崩れる砂
第3章 ドジを踏む
第4章 来る日も来る日も
第5章 VBIED六件の日
第6章 カーミット
第7章 GUU‐5/P
第8章 科学とチャクラ
第9章 箱のなかの足
第10章 リッキー
第11章 山
著者等紹介
キャストナー,ブライアン[キャストナー,ブライアン] [Castner,Brian]
マーケット大学で電気工学の学位を取得後、中東で空軍将校として3期を務め、うち2期はEOD部隊の指揮官としてイラクで戦った。2006年にはその戦功に対して青銅星章を授与されている。帰国後は独立の民間コンサルタントとして軍のEOD部隊の訓練に携わり、イラクやアフガニスタンへの派遣を控える兵士に実戦的な爆弾処理法を教えている。妻子とともにニューヨーク州バッファロー在住
安原和見[ヤスハラカズミ]
翻訳家。鹿児島県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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