内容説明
『1984年』『動物農場』などで世界中に衝撃をあたえた作家ジョージ・オーウェルの誕生から死までを克明に綴った「心臓の鼓動まで聞こえる」ジョージ・オーウェル伝決定版!上巻では、アヘン栽培管理官の父親を持ち、大英帝国支配下のインドに生まれたエリック・ブレアが、イギリスの名門校での青春時代、初恋、大英帝国領ビルマでの警察官職などを経ながら独自の懐疑主義を確立し、葛藤ののち文学を志して「作家ジョージ・オーウェル」を名乗るまでの前半生が描かれる。
目次
第1章 ブレア家の第一印象
第2章 冷たい教え
第3章 十三歳の戦果
第4章 「国王の給費生」
第5章 マンダレーに沈潜す
第6章 帝国の公僕
第7章 ロンドンとパリ
第8章 田舎暮らし
第9章 物書き兼教師
第10章 小説家ジョージ・オーウェル
第11章 「愛書家コーナー」