内容説明
ハンセン病治療に若き命を燃やした女性がいた。
目次
土佐の秋
再び土佐へ
国境の雲
淋しき父母
阿波講演旅行の歌
小島の春(その一)
小島の春(その二)
小川正子「小島の春」(小林秀雄)
石打たれる人々
続「小島の春」
著者等紹介
小川正子[オガワマサコ]
1902年、山梨県春日居村に生まれる。山梨県立高等女学校卒業後、東京女子医学専門学校(現・東京女子医科大学)本科卒業。東京の病院での内科、小児科勤務、開業医を経て、1932年、岡山県の国立らい療養所長島愛生園でハンセン病治療に従事する。結核に倒れ、1939年長島を離れ帰郷。診療と救済の紀行記録『小島の春』を遺し、志半ばで、1943年享年四十一で逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
niki
4
昭和14年のベストセラーで映画化もされている。地方への健診や療養所への収容が描かれていて面白かった。神谷美恵子よりも前に活躍した長島愛生園の女医。自ら進んでハンセン病療養所に勤める人間は魂の位が違うのだなと感嘆したが、宮﨑かづゑさんの『長い道』を読んだことがあるので戸惑ってしまった。長島事件が起きたくらいだから患者にとって療養所は天国ではなかったはず。映画については批判もありネットでざっと調べたが、伊丹万作の1941年の批評が勉強になった。流浪する罹患者を見ながら育った人間の視点。様々な視点を読まなければ2026/03/20
-
- 電子書籍
- RIDERS CLUB No.3 19…




