たったひとり、私だけの部屋で―クィア/フェミニズムと共に文学を体験する

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たったひとり、私だけの部屋で―クィア/フェミニズムと共に文学を体験する

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  • サイズ 46判/ページ数 260p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309032832
  • NDC分類 902.3
  • Cコード C0095

出版社内容情報

斎藤美奈子・北村紗衣・吉田恵里香、太鼓判!
いま最も社会が必要とする批評家、鮮烈なる第1作!
クィア/フェミニズムの視点で文学シーンを切り拓く、
新進気鋭の批評家・水上文による初の批評×エッセイ集!
「デビュー作でこれはヤバいです。多数派の価値観をゆさぶり倒す、批評の最前線です」 斎藤美奈子(文芸評論家)
「からだ、性、家族、アイデンティティなどを切り口に現代日本文学を批評する、読み応えたっぷりの本」 北村紗衣(研究者)
「世の中への冷静な怒りが痛快爽快。理性と優しさに裏打ちされた闘志が、読者の心の傷を癒してくれる」 吉田恵里香(脚本家)
=目次=
はじめに
狭間の沈黙
01 ほかならないこの身体で
私の身体を生きるためのブックガイド
女たちの声──現代日本文学における母娘について
母の娘──宇佐見りん『かか』について
02 異性愛規範を穿つ
クィアなフェミニストとして生きること
クィアな時間を考えるためのブックガイド
いかに「愛」を語るか──綿矢りさ作品における女性同性愛について
03 ここに楔として打ち込まねばならない
シスジェンダーとは何か?
クィアを死なせない文学──李琴峰『言霊の幸う国で』評
補論(1):「キャンセルカルチャー批判」批判
補論(2):文学の自由と暴力──笙野頼子批判
フェミニズムとトランスジェンダー──笙野頼子『水晶内制度』をめぐって
トランスジェンダーの物語をめぐるブックガイド
04 生きることに耐えて学ぶ
あなたを許さない──高瀬隼子作品について
シェイクスピアの妹など生まれはしない──初期金井美恵子作品をめぐって
我ら拷問者──松浦理英子作品とクィアな教育論


【目次】

内容説明

私は物語に賭けた。この世界で生き延びるために。今最も社会が必要とする批評家、初・批評×エッセイ集!クィア/フェミニズムの視点で文学シーンを切り拓く、新進気鋭の批評家・水上文による、鮮烈なる第一作!

目次

狭間の沈黙
01 ほかならないこの身体で(私の身体を生きるためのブックガイド;女たちの声―現代日本文学における母娘について;母の娘―宇佐見りん『かか』について)
02 異性愛規範を穿つ(クィアなフェミニストとして生きること;クィアな時間を考えるためのブックガイド;いかに「愛」を語るか―綿矢りさ作品における女性同性愛について)
03 ここに楔として打ち込まねばならない(シスジェンダーとは何か?;クィアを死なせない文学―李琴峰『言霊の幸う国で』評;フェミニズムとトランスジェンダー―笙野頼子『水晶内制度』をめぐって;トランスジェンダーの物語をめぐるブックガイド)
04 生きることに耐えて学ぶ(あなたを許さない―高瀬隼子作品について;シェイクスピアの妹など生まれはしない―初期金井美恵子作品をめぐって;我ら拷問者―松浦理英子作品とクィアな教育論)

著者等紹介

水上文[ミズカミアヤ]
1992年生まれ。文筆家。クィア/フェミニズムの視点から文芸批評、エッセイ等を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Kanako

13
クィアやフェミニズムをテーマにした文学批評的な文章。批評であり、著者の経験に基づくエッセイでもあるが、いずれにせよクィアな側面からとても鋭く文学の深層に切り込んでいる。自分が今まで考えの及ばなかった側面もあり、頭を使いながら、けれども面白くて、必死に吸収するような読書だった。たまたまかもしれないが自分が読んだことのある作品がたくさん取り上げられており、著者の言語化の鋭さに感嘆した。このテーマの本は苦しくなることが多いから読むのを避けていたけれど、やはり苦しくなる側面はありつつも、読んで良かったと思う。2026/10/10

おだまん

9
クラリッセ・リスペクトルの「星の時」の解説で知った批評家さん。こういう方とは存じ上げず。取り上げている作品に殆ど触れてこなかったので理解できたとは到底いえないのですが、当事者目線の鋭い考察に目鱗。母殺しで思い浮かんだのが最近では「夏帆」でした。2026/09/28

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