出版社内容情報
温かな眼で日常を掬い取り、物語の向こう側を描く、
大好評エッセイ集『遠慮深いうたた寝』第二弾!
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毎日歩いている道端、何気なくつけたテレビの画面、劇場のロビー……
胸に飛び込んできた一瞬が、思いがけず深く刺さり、
奥行きが生まれ、隠れた扉が開かれて遠くから光を運んでくる。
――小川洋子
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日常の出来事、創作、観劇、野球、読書……「神戸新聞」の連載エッセイ「遠慮深いうたた寝」などの最新エッセイを中心に編み上げた極上エッセイ集。
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Ⅰ 遠慮深いうたた寝
Ⅱ 自転車と図書室
Ⅲ 小説に触れる手
Ⅳ おじいさんと通りすがりの者
Ⅴ 想像力の冒険 本と読書
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*美しい装幀が話題
九谷焼による陶板画・上出惠悟/デザイン・名久井直子
【目次】
内容説明
毎日歩いている道端、何気なくつけたテレビの画面、劇場のロビー…胸に飛び込んできた一瞬が、思いがけず深く刺さり、奥行きが生まれ、隠れた扉が開かれて遠くから光を運んでくる。日常の出来事から創作、読書まで、珠玉のエッセイ集、最新刊!
目次
1 遠慮深いうたた寝(両親の思い出;予定変更 ほか)
2 自転車と図書室(想像するということ;母校の図書館 ほか)
3 小説に触れる手(あまりにも遠い場所 さ迷う;小説に触れる手 ほか)
4 おじいさんと通りすがりの者(ジャワマメジカと私;私は世界のどこかとつながっている ほか)
5 想像力の冒険 本と読書(人生の豊かさを示す秤;私が愛する10冊 ほか)
著者等紹介
小川洋子[オガワヨウコ]
1962年、岡山県生まれ。早稲田大学第一文学部文芸専修卒業。88年「揚羽蝶が壊れる時」で海燕新人文学賞を受賞し、デビュー。91年「妊娠カレンダー」で芥川賞を受賞。2004年『博士の愛した数式』で読売文学賞、本屋大賞、『ブラフマンの埋葬』で泉鏡花文学賞、06年『ミーナの行進』で谷崎潤一郎賞、13年『ことり』で芸術選奨文部科学大臣賞、20年『小箱』で野間文芸賞、21年菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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