平家物語 犬王の巻

個数:

平家物語 犬王の巻

  • ウェブストアに5冊在庫がございます。(2022年08月09日 22時05分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 200p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309025445
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

時は室町、京で世阿弥と人気を二分しながらも、歴史から消された能役者がいた。その名は犬王――窮極の美を求めた異貌の男の物語。

内容説明

天衣無縫の能楽師・犬王と、盲いた琵琶法師・友魚。少年たちの友情が、禁断の歌舞を解き放つ!

著者等紹介

古川日出男[フルカワヒデオ]
1966年、福島県生まれ。98年『13』で作家デビュー。2002年『アラビアの夜の種族』で日本推理作家協会賞および日本SF大賞を受賞。同作は07年『月刊PLAYBOYが選ぶこの10年のベスト・ミステリー』第一位にも輝いた。06年『LOVE』で三島由紀夫賞を受賞。古川版「源氏物語」ともいえる『女たち三百人の裏切りの書』で15年に野間文芸新人賞、および16年に読売文学賞(小説賞)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chimako

89
母の腹の中で父親に生け贄にされた赤子。赤子の美しさも清らかさも全てを奪われ、穢れと汚れをまとい生まれた子。名も与えられず、顔を覗かれることもなく、ましてや抱かれることも乳を含ませてもらうこともなく育つ穢い子。それでも殺すことは許されず、自分の力で生き延びる汚れた子。やがて自分で自分の名を決める。犬王。……ある日父と檀ノ浦に潜り、秘中の剣を拾い上げ、その剣に光を奪われた男児。盲て琵琶を奏でる者となる。その名を友魚。目の見えぬ友魚と異形の犬王は生涯の朋となる。これは二人が駆け抜けた物語。張りつめた物語。2021/09/18

ひらちゃん

65
平家物語は学生の頃、吉川英治訳で読んだきり。古川さんの訳を読んでからのがこちらはよかったのかも。エンターテイメント煽るる犬王(猿楽)と友魚(琵琶法師)の物語。犬王は実在して世阿弥と人気を二分してたそうな。ここに出てくる犬王は数奇な運命に翻弄されつつ力強く生き抜いている。終始、能を見ている様な錯覚の異な文章に惹き込まれた。2017/07/21

shikashika555

52
映画が今ひとつしっくり来なかったのでこちらの方がわかりやすいかと読んでみた。映画では曖昧にしか説明されていない箇所の答え合わせができたかな。 とてもスピード感のある運びで 所々走るような感じがした。これは活字より口承文芸の方がよりピッタリ来るのではないだろうか。 そして欲を言えば、関西の言葉に置き換えてみたら 標準語ではこぼれてしまっている質感も拾えそうだな、などと思う。 本当に勝手な感想で恐縮ですが。2022/07/10

さっとる◎

43
あらゆる物語には続きがある。そこには現れなかった隙間がある。大作平家物語もまた然り。多くの声で語られ語られ続けて、聞かれては消え読まれては忘れられて、でもそれでは儚いだけだ。平家は落ちた。しかし平家物語は物語として生き続け、滅びとは永遠に無縁だ。繰り返されることで語られなかった余白が増える、夢が増殖する。平家物語を平家物語として自分の声で語ったら、そこには次の物語が、語られたがっていた物語が、宿るだろう。増殖した夢に夢を見た古川日出男だからこそ書けた犬王の巻。大きな平家物語に呑み込まれてその一部になった。2018/07/14

麻衣

38
聴かせるねぇ。聴かせるねぇ。やっぱり日出男は耳に来る。べんべんと語り、ばちばちと鳴る。それはそれは幽玄に響きましたよ。克明に、明朗に、記憶の琵琶の音に乗せて大音響で。疾るよ。来たる現在にむけて。ぐわん、と。ぐわんと来たよ。わたしのド真ん中に。小説とも物語りとも違う《物語る》これができる作家って実は案外少ないんではないかな。これは何作か嗜んで(日出男を嗜む。ええ言葉や)きたからこそ、この語りが効いてきますね。聴衆でしかない私もいつの間にか両手をあげて、解かれて、縺れあって、駆けていく。音楽だ。これは、光だ。2022/05/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11283191

ご注意
リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。