皇后は闘うことにした

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皇后は闘うことにした

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  • サイズ 46判/ページ数 176p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163919232
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

◆あらすじ

「好きでもない女と結婚するのは絶対に嫌だ」「自分たちは宮家に生まれて、あれこれ苦労した」「あの女王さまでは、子どもをお産みになることは出来ないでしょう」――。
 
 さまざまな立場に葛藤する皇族を描いた5つの短編には、読む者を圧倒する”心の内”が綴られる。これまで描かれたことのない、衝撃の短編集。



 妹の友人に恋焦がれ、ようやく結婚目前まで漕ぎつけた久邇宮朝融王は、彼女にまつわる“ある噂”を耳にし、強引に婚約を破談にした。その後、別の宮家の子女と結婚したものの……(「綸言汗の如し」)

 徳川家の若き未亡人・実枝子は、喧嘩の絶えなかった夫・慶久が妾との間に遺した子に愛情を注げず苦悶していた。思い起こせば、あの頃は本当に幸せだったのに。(「徳川慶喜家の嫁」)

 まもなく結婚の沙汰が下るのではないかというある日、久邇宮家の息子たちは声を潜めて話していた。「内親王はご免こうむりたい」--(「兄弟の花嫁たち」)

 九条家の子女・節子は15歳の時に嫁いだ。のちの大正天皇の后(貞明皇后)である。夫は妻を顧みないにもかかわらず子ばかりが生まれ、節子は悲しみに歯を食いしばる。(「皇后は闘うことにした」)

 貞明皇后の秘蔵っ子・秩父宮に嫁いだ勢津子もまた、皇后によって選び抜かれた秘蔵の嫁だった。だが、2人の間に子はできず、秩父宮も病を得てしまう。(「母より」)

内容説明

婚約破棄したわがままプリンス、選び抜かれた宮家の嫁、そして大正天皇の后…。その高貴な結婚は本当に幸せだったのか―。皇族華族の縁談に迫った衝撃の短編集!

著者等紹介

林真理子[ハヤシマリコ]
1954年山梨県生まれ。日本大学芸術学部を卒業後、コピーライターとして活躍。82年エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』がベストセラーとなる。86年「最終便に間に合えば」「京都まで」で第九四回直木賞を受賞。95年『白蓮れんれん』で第八回柴田錬三郎賞、98年『みんなの秘密』で第三二回吉川英治文学賞、2013年『アスクレピオスの愛人』で第二〇回島清恋愛文学賞を受賞。18年紫綬褒章受章。20年には週刊文春での連載エッセイが、「同一雑誌におけるエッセーの最多掲載回数」としてギネス世界記録に認定。同年菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

161
林 真理子は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。本書は、『李王家の縁談』のスピンオフ、皇族・家族の結婚を巡る連作短編集、オススメは「綸言汗の如し」&表題作「皇后は闘うことにした」です。 https://books.bunshun.jp/ud/book/num/97841639192322024/12/26

shikashika555

32
明治末から昭和にかけての華族の結婚にまつわる話5話。 すぐそこで人物が動き話しているかのような臨場感。 まるで昭和の昼ドラのような林真理子スタイルで話は進む。 ほぼ史実を下敷きにしたものであり、おそらく会話も資料にあたられたものだろうと感じる。 その上での林真理子的な見せ所はなんと言っても 「生きるために稼がずともよい人間の、人と世の中を舐め切った結婚観」に尽きる。 バブル頃に書かれた(タイトル忘れた)専業主婦の不倫ものの男女入れ替え版のような、結婚への後悔とその心情描写よ。 うわぁ意地悪だな、と思う🙄2025/02/20

えも

27
明治から大正あたりの皇族華族の縁談話。まったく知らない世界なので、なかなか面白い。でも宮内庁から文句や圧力とかないのかな?2025/03/09

はれひめ

24
お上やおひいさま好きとしては肩透かしの感あり。Wikiを少々膨らませた程度のお話だった。林さんが書けなくなったのは多忙のせいだけなのか?編集さんに言われて春休みとGWでササっと本にしたと仰るのは、リップサービスだとしても哀しい。 2025/03/26

わむう

19
皇族と華族の婚姻にまつわる短編5話。林真理子さんは長編の方が読み応えがあって好きです。2025/03/14

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