内容説明
品のある「生き方」とは何か?清少納言の“美意識”から、自分自身の磨き方を学ぶ。
目次
1章 省みる―いるいる“幼稚な”人…でも、本当に彼らを笑えますか(にくきもの―「だらしなさ」と「おおらかさ」は違う;ありがたきもの―「常識だろ」はもはや通用しない ほか)
2章 躾ける―“行儀わるい”ふるまいに慣れてしまっていませんか(人ばへするもの―子育ての要諦は、じつはシンプル;うつくしきもの―わが子は「うつくし」だけではないから愛しい ほか)
3章 磨く―“意固地”になったまま、足踏みしていませんか(めでたきもの―「抜け道」を当然に思う恐ろしさ;つれづれなぐさむもの―意味もない無愛想は人を鬱屈させる ほか)
4章 交わる―“独り善がり”のつき合い方で他者を苦しめていませんか(いとほしげなきもの―同情心は「ややこしい」もの;心ゆくもの―「生」の手触りは、人と人との間にある ほか)
5章 修める―“余裕がない”ために生き方が浅くなっていませんか(うれしきもの―死中にあって、いかに活を求めるか;胸つぶるるもの―人の心の奥行きに、思いを到らせたい ほか)
著者等紹介
荻野文子[オギノアヤコ]
兵庫県西脇市生まれ。上智大学文学部国文科卒。編集プロダクション勤務、家業の書店経営を経験したのち、1985年に予備校講師になり、「マドンナ先生」として人気を博す。ヒューマンキャンパス、代々木ゼミナールを経て、89年より東進ハイスクール講師、現在、同客員講師。同時に、予備校界から国語教育全般に活動範囲を広げ、一般書や公教育の著作物の執筆、教師や保護者対象の講演なども行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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