出版社内容情報
マリファナ、コカイン、LSD、覚せい剤……。ジャンキー部屋に集まる若者達の衝撃的な実態とは? ベストセラー『裏のハローワーク』著者が書き下ろす、究極にリアルな実録ドラッグ小説!
内容説明
ベストセラー『裏のハローワーク』『実録ドラッグ・リポート』の著者が描く究極にリアルな実録ドラッグ小説!マリファナ、コカイン、LSD、覚せい剤…。ジャンキー部屋に集まる若者達の衝撃的な実態。
著者等紹介
草下シンヤ[クサカシンヤ]
1978年、静岡県生まれ。幅広いアンダーグラウンド取材をもとに、ドラッグや裏社会に関する著書多数。小説家としても活躍の場を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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れに
10
面白かった!「地元最高!」のusagi先生とタッグを組んでいる草下さんの小説だから、もちろんドラッグの描写はリアリティありまくり。ドラッグ×青春小説といった感じ。誰かが真面目に働こう、こんな生活もうやめようとなれば誰かが足を引っ張る。自分だけ現実の世界に戻ろうとするなんて許さないシラケるといった雰囲気がリアルだった。「ずっと付き合っていける友達ってコーヒーとか酒で話せるやつだと思うんだ」「わたしたちドラッグ以外でもつながらなきゃならないって思うわけ」後半のこの辺のセリフが個人的にすごく心に染みたな〜。2023/12/01
無添
4
東京で予備校に通う男のドラッグライフ2018/03/07
kudou812
3
著者、草下氏の自伝?時間の流れは約1年間がほとんどなのに物凄い濃密なストーリー。独自のタッチに引き込まれあっもゆう間に読了。理解が得られづらい話だろうし、ある意味で言えば僕も理解したくはないが、引き込まれてしまうのは何故だろう? 祖父が亡くなり意識や生活を徐々に変化させていく様子から、やはり人の死には確実な意味があるんだなと感ずる。しらけたらやばいと思えが、最も深く印象的なワード。2012/10/06
そのぼん
2
タイトルの通りドラッグづけの日常。あ〜、気だるい世界でした。少し金原ひとみね世界観にも似てる気がしました。サクッと軽く読めました。っていうか、この作品の日常みたいにドラッグが身近に転がっていたら恐いですよね。この作品を読んでたら改めてドラッグなんてやってはいけないって思いました。2011/06/08
shiva
1
全く期待してなかったので、いい意味で裏切られた。文章が上手い。クールで空虚な作者の人物像が伝わってくる。面白かった。2020/12/15