内容説明
「梅酒一杯十五万円」事件で、四年間の獄中生活を体験した元「ぼったくりの帝王」が、刑務所暮らしの全てを明かすノンフィクション。
目次
第1章 東京拘置所
第2章 下獄、新潟刑務所へ…
第3章 工場配役
第4章 サムライ工場
第5章 エリート工場
第6章 彫り師養成工場
第7章 タマ入れ工場
第8章 仮釈放前教育
著者等紹介
影野臣直[カゲノトミナオ]
1959年、大阪市生まれ。大学在学中よりアングラ社会に身を投じ、歌舞伎町最大のキャッチバー・チェーン「Kグループ」を率いる。2000年、「ぼったくり防止条例」によりグループ解散。以後、裏社会の幅広い人脈をいかし、ネゴシエーターとして活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Mr.deep
1
旧悪を愧じずに逆切れするわけでも、毒気が抜けて聖人君子になるわけでもないバランス感覚が見事。外国人受刑者に対する凄惨なイジメに今の日本の抱える病理が象徴されてる気がする2017/11/14
かずぴー
0
朝読書。刑務所の話。アメリカで収容された女性の本は読んだことありましたが、男性のは読んだこと無かったので。刑務所に入ることはないので、参考にですね。ある意味当然ですが面白く書かれているので、コレを読んでも絶対刑務所に入りたくはないな…とは思えませんでした。壮絶なイジメとかあると思っていたので。唯一恐ろしかったのが「タマ入れ」あそこに穴をあけて玉を入れるらしいです。収容される際に玉が入っているかどうかの検査もあるよう…なんなんだろう。2015/03/01
ぴろち
0
刑務所に入所から出所まで細かく描かれていて、刑務所にいる世界を少し味わうことができた。少しの違反でも懲罰にあう軍隊のような厳しい生活が待っている。やはり入られる方は墨が入った方が多いんですね。コミュニケーションが取れそうにないので入らないようにしなければ><2014/03/22
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