Sogen bookland
魔使いの敵―闇の国のアリス

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  • サイズ B6判/ページ数 379p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784488019938
  • NDC分類 K933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

魔王を本当に滅ぼすのに必要な剣を手に入れるため、トムの友だちで若き魔女アリスは単身闇の世界に足を踏み入れる。クライマックス間近、人気の〈魔使いシリーズ〉第11弾。

内容説明

あたしの名前はアリス。魔王と邪魔女ボニー・リジーの娘。魔使いの弟子のトムとその師匠の魔使い、それに魔女の暗殺者グリマルキンとともに魔王を滅ぼすために戦っている。いったんは成功して、魔王の首をとったけれど、魔王を本当に滅ぼすためには、ある儀式が必要だとわかった。儀式に必要なのは三本の剣。二本はトムが手に入れ、残りの一本“悲痛の剣”は魔王の本拠地である闇の世界にある。だから前に一度行ったことがあるあたしがひとりでそこに行くことになった。いよいよクライマックス間近。若き魔女アリスの闇の世界での探求を描く、“魔使いシリーズ”第十一弾。

著者等紹介

ディレイニー,ジョゼフ[ディレイニー,ジョゼフ] [Delaney,Joseph]
1945年イングランド北部ランカシャー生まれ。ランカシャー大学卒業。ブラックプール・シックスス・フォーム・カレッジでメディア及び映像関連について教えるかたわら、大人向けの小説を書いていたが、エージェントの勧めで初の児童書『魔使いの弟子』(創元ブックランド)を書いたところ成功

田中亜希子[タナカアキコ]
千葉県生まれ。銀行勤務ののち翻訳業に。絵本の読み聞かせの活動もおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

杏子

14
アリスがメインの話。魔王を滅ぼすための儀式を成功させる剣を探して、アリスは再び魔界へと!しかし、意外な人物の助力があり、アリスとその人物との魔界行!?と思ったら、話は一転、アリスの過去へと遡る。魔王の玉座を目指すアリスたちの進行に伴い、あることが起こって…そういえばと回想シーンへなだれ込む。行きつ戻りつするので、ちょっと複雑な構成になっているけれど、今までのことと整合性もたせるにはしかたないのかな。でも苦労して、剣を持ち帰ってみたら…なんてことに。イラストの佐竹さんの裏話よかった。イラストでふり返るのも◯2014/11/12

tom

8
このシリーズの最新刊。主人公は、魔使いトムの親友であるアリス。アリスは、ものすごい力を持っていたのだ。その彼女が魔剣を求めて、闇の世界に入っていく。その中で、彼女の過去、来歴が語られるという構成。ファンタジー好きなら、けっこう楽しめる展開です。2015/04/03

そら@真面目にダイエット中

7
今回のメインはアリス。アリスの過去の酷い出来事やら、痣の秘密なんかも語られて、しかもあのソーンが再びこんなところで!?途中でのソーンの行動にがっかりしたものの、最後にはうまいこといってよかったなぁ。早く続き読みたい。2014/11/02

み~くま

7
シリーズ完結直前になって初めて明かされたアリスの生い立ち。それは「運命」という一言で片付けてしまうにはあまりにも惨いものでした。だからこそトムと出会った喜びは大きかったのでしょう。そのトムを救うためとはいえ、大きすぎる代償を支払い続けたアリス。このままでは、彼女は永遠の闇に囚われてしまいます。何としても魔王を倒さなければならない。けれど、それと同時にアリスが救われることを願って止みません。作者はトムとアリスにどんな結末を用意しているのでしょうか。次巻の和訳完了が今から待ち遠しいです。2014/10/04

AR読書記録

5
ひどい...ほんまひどいわぁ... 少女たちにこんなきついことさせといて、その結論かい。魔王をすげかえるようなことを解決としてええんかいな。だいたい、この世界には危険が多すぎる。人間たちがちゃんと社会を形成して暮らしていけているのが、魔使いのことを疎んじられるくらい平和に生きていけている人がそれなりにいるのが、不思議なくらいだ。って感じに、根本的に設定に納得いかぬまま先を目指す。2015/11/15

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