出版社内容情報
浅田次郎の最初の対談集。満州、中国、新選組、東京、小説、借金生活…の様々な話題を語り合う。お相手は、陳舜臣、津本陽、高橋克彦、北方謙三、渡辺淳一、岩井志麻子、宮部みゆき、山本一力…といった14人の錚々たる顔振れ。
内容説明
中国・新選組・見栄っ張り東京人。自作・男気・愛国心…。浅田次郎はじめての対談集。名匠・浅田次郎のこれまでの人生、小説、そして歴史と世の中の動きを、大きく細かく掘り下げる、魅力のエッセンス。ファン待望の一冊ついに登場。
目次
1 歴史(アジアの一〇〇年、日本の一〇〇年(小松左京)
香港、この奥深き地よ(陳舜臣)
張作霖の実像に迫る!(渋谷由里)
『蒼穹の昴』天命をめぐる時代の群像(張競)
日本人を魅了し続ける志士たちの素顔に迫る(津本陽))
2 小説(北国の英雄―アテルイと吉村貫一郎(高橋克彦)
我らが新選組―なぜ我々は新選組に、幕末に、歴史小説に惹かれるのか(北方謙三)
短篇小説の“へそ”とは?(渡辺淳一))
3 人生(見栄っ張り東京人、超法規的岡山人(岩井志麻子)
啖呵切るご先祖様ぞ道標(宮部みゆき)
失われた「男気」を探せ(中村勘九郎(現・勘三郎))
リストラの世に、凛と生きる―『五郎治殿御始末』は同時代人である
武士道と愛国心について(李登輝)
こんな言葉に支えられて生きてきた(山本一力))
著者等紹介
浅田次郎[アサダジロウ]
1951年、東京都生まれ。作家。1995年『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞、97年『鉄道員』で直木賞、2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞をそれぞれ受賞
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