なぜか売れなかったが愛しい歌

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  • サイズ B6判/ページ数 210p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309015613
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0095

内容説明

作詞家として手掛けた歌五千曲。数ある著者の歌の中で、大ヒットはしなかったものの、なぜか忘れがたい「愛しい歌」。そんな歌が誕生した時代背景や創作のエピソードを、慈愛に満ちたまなざしで綴る感動の五十篇。

目次

ベラよ急げ
棄てるものがあるうちはいい
酔いどれかぐや姫
真赤な鞄
瀬戸内行進曲 IN THE MOOD
愛は心のフルコース
その時わたしに何が起ったの…?
股旅’78
湘南哀歌
水中花〔ほか〕

著者等紹介

阿久悠[アクユウ]
1937年、兵庫県淡路島に生まれる。明治大学文学部卒業。広告会社勤務、放送作家を経て、作詞家、作家として旺盛な活動に入る。82年、『殺人狂時代 ユリエ』で横溝正史賞、97年、これまでの業績により菊池寛賞、99年、紫綬褒章、2000年、『詩小説』で島清恋愛文学賞、03年、時代をとらえた執筆活動が評価され、正論新風賞を受賞
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感想・レビュー

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kabeo

3
取り上げた歌は「なぜか売れなかった・・・」とあるように知らないものがほとんどだが、歌手・作曲家は有名で、その当時の背景、エピソードなど興味深く読みました。一曲、一曲いろんな想いが込められているんだと実感しました。2018/09/21

悠々人

1
阿久悠の詞が好きです。 2003年の阿久悠の言葉です。 「今、時代は閉塞感に満ちている。息苦しい。 出口もないし、風穴さえ開かない。 こんな時代に生きている。 かつて、日本の歌は風穴をあけるほどの力を 持っていた。 風穴を開けたいと思って僕らは歌を作った。」 この本にあって、売れなかった好きな詞です。 「あれから」(小林 旭 歌) 心が純で 真っ直ぐで キラキラ光る 瞳をしてた はにかみながら 語る きみも おれも 昔はそんな子だった 遠いころの おたがいに乾杯 2018/07/10

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