内容説明
「名刀」が語る戦国武将の素顔とは?幕末志士の恋とは?天下人を支えた名もなき者たちの生き方は?従来の歴史イデオロギーを超え、独自の視点で歴史小説の新境地を拓いた著者による初エッセイ集。
目次
1 歴史と人物(天下の台所を揺るがす砲声―大塩平八郎;秀吉の二人の懐刀―竹中半兵衛・黒田官兵衛 ほか)
2 歴史にひそみしもの(幕末、女ウラ話;昔の味覚 ほか)
3 歴史を彩りしもの(「名刀」が語る戦国武将の素顔;紀州鉄砲まつり見学記 ほか)
4 歴史への旅(三内丸山遺跡への旅;芝界隈、御近所の戦争)
著者等紹介
東郷隆[トウゴウリュウ]
1951年、横浜市生まれ。国学院大学経済学部卒業。同大学博物館研究助手、編集者を経て作家活動に入る。1994年、『大砲松』で吉川英治文学賞新人賞受賞
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