内容説明
わたしは蜜にして、ナイフ―鮮烈な色・香・熱にむせぶメキシコの陶酔。第34回文芸賞受賞作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
季秋
0
いろいろな色・匂い・空気がねっとりと重くまとわりつく。2017/12/02
alfaromeo145
0
アウレリャーノ大佐とか金細工師とか、文体まで、大好きなガルシア マルケスの「百年の孤独」の続きを読んでいるような気分になり、一気に読んでしまいました。個人的には、このねっとりした生はコロンビアの海沿いの印象があり、ベラクルスはこの濃厚な関係には、風が強すぎる気がします。ラストは、メキシコ映画にように、いきなりの苦いエンドで印象的。強い麻薬的文章で、嫌いではない、というより、テキーラをストレートで飲み、頭部をシェイクされたように心地よい。名前のセンスが笑える。2017/07/01
チヨ
0
なにがなんだかようわからんかったが好きです ^^;2012/05/19
zaki
0
南米の色と香りが満ちてました2011/06/04
ピクシー
0
文藝賞(第34回)受賞2010/10/01