内容説明
侵攻を重ねる匈奴を駆逐し、前漢の全盛期をきずいた青年将軍・霍去病。彼をめぐる皇帝から無名の庶民にいたる赤裸々な男女の群像。超大型新人が織りあげた面白さ無類の大河歴史ロマン。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
酔うた
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前漢8代目武帝のとき匈奴をやっつけたのが衛青・霍去病。そういえば世界史で習ったっけ。これを扱った本はほとんどないらしいが、著者はえいっと力を入れて書いてはる・・・すばらしい。 2014/01/15
hinata
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図書館で見つけて読んでみようと思ったのですがちょっときつかった。 北方さんの『史記』を読んでいて夭逝した霍去病に興味を覚え、その死の真相を知りたかったというのが読もうと思ったきっかけですが、登場人物を覚えるのに一苦労、おまけに時代がかった書き方でついていけなかった。物語的には『史記』で少しは予備知識があったのでなんとかなりましたがまだ下巻がある・・・2013/01/09
博多通りもん
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ゲームの三国志が好きで古武将によく出てくる霍去病。もっと詳しく知りたくて読み始めました、が最初は自分の読解力が低いのか非常に読みづらく感じて何度も前のページに戻って人間関係やその人の行動を読み返してたら筆者の書き方の癖?が段々と理解できて読んでてめちゃくちゃ楽しくなって一晩で上巻読み切りました。北方史記も読んでたから理解が追いつけた部分もあるだろうけど2025/03/06