ふるさとの風の中には―詩人の風景を歩く

ふるさとの風の中には―詩人の風景を歩く

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  • サイズ B5判/ページ数 125p/高さ 20X18cm
  • 商品コード 9784309007960
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0092

内容説明

著者が愛した10人の文人たちの生地を訪ね、エッセイ、写真、短歌でつづる旅のアルバム。

目次

夕暮れのイギリス海岸
ふるさとの山に向いて
雪まじり「津軽」の世界
俳句をつくろうの旅
良寛像の不気味
千曲川旅情の手紙
詩心の川、最上川
火を吹く日記
トンカジョンの柳川
セピア色の散歩道

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あきあかね

25
 賢治、啄木、太宰、茂吉、藤村、一茶、一葉、中也、白秋、藤村ー。好きな人が見ていた風景に自分も入り込みたいという思いから、俵万智が作家のふるさとを訪れる。 太宰が『津軽』の中で「浅い真珠貝に水を盛ったような、気品はあるがはかない感じの湖である。」と評した十三湖のように、作品の美しい描写を読むと、同じ場所に立ってみたいと思う気持ちがよく分かる。 その地で詠んだ短歌が随所に挟まれる。俵万智のエッセイや短歌は、世界への優しい眼差しが感じられ、穏やかな心持ちになる。⇒2019/12/29

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