内容説明
あの浅草の12階、人力車、銀座のガス灯、チンチン電車…古きよき東京下町や中仙道の世相風俗を、胸うずく想いで描きつつ辿る若き日の歩み。移り行く明治・大正・昭和の歳月の還らぬ夢を甦らせる感動の青春自叙伝。
目次
少年の悲哀(お高祖頭巾の女;先生の鮭;少年の悲哀;清正という酒;小さな膝の主人)
画中の友(少年倶楽部;両蓋の懐中時計;銀笛を吹く少年;画中の友)
すわりだこ(代書屋の息子;すわりだこ;大正12年9月1日;築地小劇場;むかしの恋;遠い日の感傷;観音様の氏子;六代目菊五郎;初代吉右衛門)
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