出版社内容情報
国の重要無形民俗文化財「鳥羽・志摩の海女漁の技術」。長い歴史の中で漁法は変わらず受け継がれたが苦難の時代もあった。環境の変化、漁業権争い、出稼ぎ、男女協働から女性の生業へと至る歴史を辿り、観光資源や資源保護の視点も踏まえ、豊かで力強い文化を紹介する。働くことの意味、伝統・食文化のありかたを現代社会に問いかける注目の一冊。
内容説明
国の重要無形民俗文化財「鳥羽・志摩の海女漁の技術」。原始から現代へと至る、苦難と興隆の歴史を辿り、その豊かで力強い文化を紹介する。働くことの意味、伝統・文化のありかたを現代社会に問いかける注目の一冊。
目次
1 原始・古代~中世の海女
2 近世の海女
3 海女の出稼ぎ
4 観光海女の歴史
5 近代の海女へのまなざし
6 海女文化の現代
著者等紹介
塚本明[ツカモトアキラ]
1960年愛知県に生まれる。1983年京都大学文学部史学科卒業。1989年京都大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、三重大学人文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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