- ホーム
- > 和書
- > 医学
- > 臨床医学外科系
- > 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学
内容説明
VEMPはめまい・平衡障害の新しい臨床検査です。カロリックテストや眼振検査、重心動揺計検査などのこれまでのめまいの検査だけではわからなかったことも少しずつわかってきました。新しい検査なので教科書を読んでも、VEMPのとり方や読み方については書かれていません。でも、決して難しい検査ではありません。ABRの測定装置があれば誰でもとれます。本書は、この検査を臨床の場で活用するための手引きです。
目次
基礎編(VEMPの臨床応用のはじまり;VEMPの基礎となる解剖学・生理学;VEMPのとり方と注意点;VEMPの読み方 ほか)
臨床編(メニエール病;前庭神経炎;Ramsay Hunt症候群;Idiopathic bilateral vestibulopathy(特発性両側性末梢前庭機能低下症) ほか)
著者等紹介
室伏利久[ムロフシトシヒサ]
1959年(昭和34年)愛媛県生まれ。1985年東京大学医学部卒業。1992年博士(医学)取得。東京大学助手、講師を経て、現在東京逓信病院耳鼻咽喉科部長。VEMPなど神経耳科学の診断と治療の研究と臨床に従事。2000年B´ar´any Society奨励賞受賞。博物館巡りや歴史小説読書を趣味とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。