前立腺癌取扱い規約 (第3版)

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前立腺癌取扱い規約 (第3版)

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  • サイズ B5判/ページ数 103p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784307430319
  • NDC分類 494.96
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 ■第1部 臨床的事項 ・腫瘍マーカーPSAの項を独立して詳細に扱った。・生検に関する記載法を新たに加え詳述した。・TNM悪性腫瘍分類は1997年改訂第5版によった。・TNM分類(T分類)の変遷および規約分類の変遷を参考に記載した。・臨床病期分類ではTNM病期分類を新たに加え,ABCD分類としてはJewett Staging Systemを収載した。 ■第2部 病理学的事項 ・組織分類に境界病変もとりあげた。・組織分類はWHO分類に準拠するという方針ではあるが,WHO分類・第2版のように腺癌の核異型度を組織診断のための必要事項とはせずに,所見として記述するにとどめた。・核異型度の記載法をとりあげた。PINと腺癌は同一の基準で核異型度を判定する。・本規約の組織分類のほかにも,WHO分類・第2版とGleason分類についても記載した。・前立腺検体の扱いでは手術材料のみではなく,経尿道的前立腺切除術(TUR-P)や針生検についても言及した。・前立腺の領域の区分を簡潔にした。・被膜外浸潤(cap)陽性の基準をTNM分類に揃えた。INF,間質量に関する記載法を削除した。・切除断端の切り出し法を詳述した。摘出材料の検索事項に切除面(ew)を加えた。・細胞診に関する事項を削除した。今日では用いられる機会が激減したためである。ただし,穿刺吸引細胞診の診断上の意義は前版と同様であり,組織診に準じて確定診断として扱われる。 ■第3部 治療効果判定基準 ・新たに客観的治療効果判定基準であるRECIST評価法を加えた。・新たに主観的評価判定としてQOLを加えた。・第2版で第1部に収載されていた転帰記載法はこの部に移動した。・同様に第2版で第1部に収載されていた治療成績の統計処理記載法をこの部に移動した。・組織学的治療効果判定基準ではGrade 3が3a,3bに細分された。     《目次》 総 説 目 的/ 対象患者に対する規約 第1部 臨床的事項 A.病歴記載法 個人識別に必要な事項の記載法/受診理由/ 臨床症状の記載法 B.臨床所見記載法 腫瘍マーカー/前立腺所見記載法(a. 直腸内触診所見記載法 b. 超音波断層法所見記載法 c. 内視鏡検査所見記載法 d.コンピュータ断層法(CT)所見の記載法 e. MRI 所見記載法)/所属リンパ節転移所見記載法/骨転移所見記載法/生検に関する記載法 C.TNM悪性腫瘍の分類(1997年改訂第5版) D.臨床病期分類 E.治療方法記載法 内分泌療法/手術療法/放射線療法/化学療法/免疫療法/遺伝子治療 第2部 病理学的事項 A.組織分類と診断基準 はじめに/組織学的分類の基準/組織学的分類/WHO分類/Gleason分類/癌発見の動機による分類 B.前立腺材料に関する取扱いおよび検索方法 針生検/経尿道的前立腺切除術(TUR-P)/全摘出材料/前立腺全摘除術の所見記載事項 病理組織写真 第3部 治療効果判定基準 A.前立腺癌の非観血的治療効果判定基準および転帰記載法 はじめに/組織学的分類の基準/症例の選択/対象病変の分類/効果判定方法/効果持続期間/RECIST評価法/QOL/前立腺癌治療の転帰記載法/前立腺癌治療成績の統計処理記載法 B.前立腺癌組織学的治療効果判定基準 はじめに/組織学的判定基準 病理組織写真 資 料,FACT調査票 CD-ROM

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