• ポイントキャンペーン

消化器診療二頁の秘訣

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B5判/ページ数 270p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784307101165
  • NDC分類 493.4
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 序より
 現在第一線でご活躍中の消化器内科医に,ご自身の知識と経験に基づいた日常の診療に当たって心得ておくべき事柄や,診断のコツ,検査のコツ,治療のコツ,患者との対応のコツなど,系統的に記述されている教科書には書かれていない,あるいは書きにくいものなどについての執筆をお願いした。従ってタイトルは執筆者自身に決めていただいた。お蔭さまで多数の方々が執筆して下さり,興味深く読むことができ,かつ内容の充実したものとなった。
 大規模臨床試験によって分析,評価された方法は診療に当たっての一番重要な根拠となるが,これだけでもって個々の症例の診療が完成されるものではない。やはり臨床医は客観的な臨床データーを基に経験で得られたものと技術と知識を生かし,かつ患者の事情に応じた診療をおこなって初めて真の医療と言えるであろう。
 このような観点に立って,本書は,真の医療を行うに当たって非常に参考になるものと確信している。    

《目次》
■診察にあたって
患者を診る-何を診るか/お腹の診かた/体重減少,意外と多いうつ病/消化器疾患と血液異常/黄疸を診たとき/他4項目
■消化管-検査と手技
内視鏡下生検のコツ/超音波内視鏡(EUS)-細径プローブによる表在型食道癌描出のコツ-/Endoscopy-negative GERDを視る/噴出性胃静脈瘤出血の内視鏡止血のコツ/内視鏡的ピンポイント止血術のコツ/食道表在癌の診断/他7項目
■消化管-ピロリ菌
ヘリコバクター・ピロリ除菌と逆流性食道炎/H.pyloriの除菌療法/H.pyroli時代の胃潰瘍診療/H.pyroli除菌時代の潰瘍治療/新しい胃液検査法-24時間pH測定(pH monitoring)-/他5項目
■消化管-上部消化管
慢性胃炎薬物療法の破綻/血液透析患者と胃病変-エリスロポエチンの効用-/NUDの薬物治療/Functionail dyspepsia(FD)患者の診療の心得/慢性胃炎の治療/他5項目
■消化管-腸
急性虫垂炎のネガティブサインとEBM/慢性下痢症への診断アプローチ/小腸疾患の見つけ方/小腸炎と小腸音/ 直腸指診/Crohn病診療の秘訣/他6項目
■消化管-その他
悪心・嘔吐の薬物療法/消化管の不定愁訴とその経過/ 胸やけのうそほんと/胸やけとは?/消化管疾患の治療に漢方薬を活用しよう!/下血とは?-消化管出血診療上の注意点-
■肝
膠原病によるAST,ALTの上昇/軽度の肝性脳症(潜在型肝性脳症)は診断可能か?/アルコール性肝疾患に出現した肝腫瘤鑑別の秘訣/薬物性肝障害と肝生検の意義/薬物性肝障害の診断/検診での肝機能異常者の取り扱い/肝障害をみたら甲状腺機能検査を忘れずに!/慢性肝炎にみられる認知機能の異常/早期の原発性胆汁性肝硬変(PBC)を見落とさないには/慢性B型肝炎治療のコツ/CT画像から読める肝硬変症の予後-尾状葉と脾臓に注目して-/B型慢性肝炎の治療は難しい/ウイルスマーカー陰性肝炎の正体/たかが脂肪肝,されど脂肪肝/ウイルス性肝硬変を治す/慢性肝炎患者とどう付き合っていくか?/C型慢性肝炎の進行度を簡便な血液検査で行う/慢性肝炎の経時的変化と肝表面観察の意義/非アルコール性脂肪性肝炎の考え方/アルコール性肝硬変を背景にした結節性病変/他28項目
■胆
胆嚢小隆起性病変の診断と治療方針/胆膵疾患における画像診断について/胆嚢癌を見逃さないための心得/胆道passage診断のポイント
■膵
原因不明の上腹部痛・背部痛/外来で膵癌の存在を疑うには/急性膵炎と血清カルシウム/退形成性膵癌診断のポイント-膵癌が疑われ,原因不明の発熱,白血球増多を認めたら-/アミラーゼと膵炎-落とし穴に注意/慢性膵炎診療のポイント/他12項目
■その他
「がんの告知」をどうするか

最近チェックした商品