出版社内容情報
《内容》 特 色
■広くは消化器疾患の診療を志す臨床家にとって診療の幅を広げるために、一応消化器疾患をマスターした医師には次のステップとして役立つ。
■まず、消化器疾患のうち、代表的な疾患の特徴をわかりやすく解説した。
■消化管疾患の検査法や治療法や予後などについては各項目別に短く要点をまとめて
いるので、興味のあるところから気楽に読み始めて実力アップに役立つ。
■実際的な診断方法、治療法に最も力点を置き、画像診断には効率的で簡便な腹部超
音波を主体として用い、CT検査、X線検査、内視鏡検査を適宜利用した。
■主訴に対する系統的な診断へのアプローチを典型例に基づきフローチャートで記載した。
《目次》
■消化器内科のカルテの書き方
■消化器疾患診断
消化器疾患-症状から診断までのプロセス
■消化管疾患
口腔疾患/食道疾患/胃疾患/小腸疾患/大腸疾患/他科との接点となるような消化器疾患/消化管疾患の検査/確定診断に結びつく特別な画像診断/消化管疾患の治療/消化器疾患検査や治療に伴う偶発症
■胆道疾患
胆石症/急性胆嚢炎/胆嚢癌/乳頭部癌/胆管癌/胆道ジスキネジー/黄色肉芽腫性胆嚢炎/膵・胆管合流異常
■膵臓疾患
膵疾患の診断/膵・胆道疾患の検査/膵・胆道系疾患の治療
■肝疾患
ウイルス肝炎の診断/ウイルス肝炎の治療/その他の肝疾患/肝硬変症/門脈圧亢進症/体質性黄疸/肝と栄養/アルコール性肝障害/脂肪肝/薬剤性肝障害/肝膿瘍/寄生虫性肝疾患/術後肝障害/肝癌/腹腔鏡検査/肝生検組織の読み方
■肝・胆・膵疾患の超音波診断学
超音波検査の基礎/肝疾患の超音波診断/カラードプライメージング/造影エコー法