出版社内容情報
日本の防災を世界での災害対策にどう活用するか。途上国の現場での経験・苦労を交え、過去の災害の例を引きながら平易解説した読本。
ネパール地震、北関東水害、フィリピン・レイテの高潮災害、タイの大洪水、東日本大震災など、世界中で災害が頻発している。
なぜ災害は増えているのか?
なぜ災害には格差があるのだろうか?
なぜ復興の道は険しいのだろうか?
どうすれば世界から災害を減らせるのだろうか?
日本はどう手助けできるのだろうか?
途上国で災害が頻発する社会経済的な背景、弱者や貧困層に被害が集中する格差、復興に向けての被災者の苦労、防災援助の現状や今後のあり方など、著者自身の途上国の現場での経験・苦労を交え、日本の過去の災害の例を引きながら、わかりやすく解説し、日本の防災を世界での災害対策にどう活用するかを解説している。世界で起きている災害やその対策に興味を持つきっかけになる読本。
第1章 世界で何が起きているか
第2章 災害格差
第3章 災害を減らした二つの国
第4章 気候変動
第5章 防災援助
第6章 東日本大震災の教訓を世界に伝える
石渡 幹夫[イシワタリ ミキオ]
石渡幹生(いしわたり・みきお)
国際協力機構 国際協力専門員(防災・水資源管理)
前 世界銀行上席水専門官・上席防災管理官
途上国の洪水対策や防災援助を担当。アジア開発銀行都市開発専門官、在ネパール日本大使館書記官等を歴任。インド洋大津波やチリ津波の被災地調査、アジアやアフリカの防災援助、南スーダン、アフガニスタンなど戦災復興に関わる。国土交通省技官として勤務し、国内の防災業務にも精通している。博士(国際協力学)。
内容説明
途上国で災害が頻発する社会経済的な背景、弱者や貧困層に被害が集中する格差、復興に向けての被災者の苦労、防災援助の現状や今後のあり方など、著者自身の途上国の現場での経験・苦労を交え、日本の過去の災害の例を引きながら、わかりやすく解説した読本。
目次
第1章 世界で何が起きているか
第2章 災害格差
第3章 災害を減らした二つの国
第4章 気候変動
第5章 防災援助
第6章 東日本大震災の教訓を世界に伝える
著者等紹介
石渡幹夫[イシワタリミキオ]
国際協力機構国際協力専門員(防災・水資源管理)。前・世界銀行上席水専門官・上席防災管理官。途上国の洪水対策や防災援助を担当。インド洋大津波やチリ津波の被災地調査、アジアやアフリカの防災プロジェクト、南スーダン、アフガニスタンなどの戦災復興に関わる。アジア開発銀行都市開発専門官、在ネパール日本大使館書記官等を歴任。国土交通省技官として国内の防災業務にも従事。博士(国際協力学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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白義
The pen is mightier than the sword
YN