内容説明
世界のまちの空間原理を読む、路地のスタディの決定版。
目次
路地とは何か―ドヂの世界が今も?
オールドデリーのチャンドニー・チョーク―群れ型に都市化する
ジョグジャカルタのカンプン―安寧の路地
鹿港の巷―壊れやすい路地
上海の里弄―方形街区の内部世界に迫る
北京の胡同―生活空間としての路地
ソウルの北村韓屋村―美しさより居心地のよさ
プラハのアールヌーヴォー・タウン―貧民の路地がアートの辻に
ベルリンのハケッシャホーへ―新しい住宅より古い家と中庭がいい
ニューヨークの路地空間―メガ・ヴィレッジの歩行者たち
京・大阪の都心路地空間―人口の都市から自然の都市へ
著者等紹介
上田篤[ウエダアツシ]
建築学者、建築家、西郷義塾主宰。1930年生、京都大学・大阪大学・京都精華大学の教授を歴任
田端修[タバタオサム]
都市計画家。1939年生、都市計画事務所などを経て2010年まで大阪芸術大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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