ジョージ・セル―音楽の人生

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  • サイズ A5判/ページ数 622p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784862659323
  • NDC分類 762.53
  • Cコード C0073

出版社内容情報

世界最高のアンサンブルを打ち立てた大指揮者ジョージ・セルの生涯

知られざる天才少年時代からクリーヴランドでの栄光まで、膨大な一次資料と関係者の生証言に基づく破格の評伝が初翻訳!(音楽評論家・板倉重雄)



「セルは、世界のもっとも偉大なオーケストラしか持ちえないような音の成分の上にオーケストラを堅固に作り上げた。
訓練の隅々まで行き届いたお互いのすばやい呼応によって音楽性がアンサンブル全体に浸透し、あらゆるパートで雄々しく輝かしい音が放たれる。
まさしくクラッシックのオーケストラとしての技術とバランスの神髄である。
……セルの権威、経験、趣味に匹敵する貴重な指揮者は今日ほとんどいない」(ワシントン・ポスト紙の音楽批評家、ポール・ヒュームの発言)



セルの「英雄」の演奏に関してカーダスはこう書いた。
「トスカニーニ以来、私はこのあらゆる交響曲の中でも最も偉大な作品が、かくもドラマチックな光に照らされ、かくもしっかりとした包括的なビジョンの下に探求し解き明かされたのを聴いたことがない」。




ヘイワースは以下のような比較をした。
「まじめに考えて、七十歳のジョージ・セルは、……中央ヨーロッパのあの偉大な世代の最後の生き残りであり、カラヤン・アンド・カンパニーは、そのすべての業績をもっても太刀打ちできない……」(本文より)

内容説明

世界最高のアンサンブルを打ち立てた大指揮者ジョージ・セルの生涯。

目次

モーツァルトの再来(一八九七~一九二九)
指揮者は翼を広げる(一九三〇~三八)
オーストラリアにおける音楽の開拓者(一九三八~三九)
新世界、新たなはじまり(一九三九~四六)
クリーヴランド 競争と契約(一九四二~四七)
セル、オーケストラを作る(一九四七~五四)
ジョージ・セルとルドルフ・ビング(一九五三~五四)
約束を守る―「無比の存在」(一九五四~五七)
黄金時代(一九五七~六五)
世界の中のクリーヴランド管弦楽団(一九六五~六八)
本拠地での夏
フィナーレ

著者等紹介

チャーリー,マイケル[チャーリー,マイケル] [Charry,Michael]
指揮者。1933年、ニューヨークに生まれる。オーボエをロバート・ズプニク、指揮をピエール・モントゥーやジョージ・セルに学ぶ。オバーリン大学を経て、ジュリアード音楽院で学士号と修士号を取得。セルの下で、クリーヴランド管弦楽団の副指揮者をつとめたのち、ナッシュビル交響楽団の指揮者、音楽監督を経て、マネス・オーケストラの音楽監督などをつとめる

伊藤氏貴[イトウウジタカ]
1968年生まれ。文藝評論家。明治大学文学部教授。麻布中学校・高等学校卒業後、早稲田大学第一文学部を経て、日本大学大学院藝術学研究科修了。博士(藝術学)。2002年「他者の在処」で群像新人文学賞(評論部門)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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trazom

76
セル氏と言えば、まず「厳しい」「冷たい」という言葉が思い浮かぶが、本書でも、冷酷、残酷、非情、独断的などのエピソードに事欠かないのを見ると、本当に冷酷な人だったんだろう。私は、セル氏がトスカニーニ氏を評した「芸術的倫理」という言葉が気になる。伝説的な記憶力、驚異的な耳、卓越したスコアのピアノ演奏能力を与えられた天才には、音楽に対する厳しい芸術的倫理観こそ使命であり、優しさとか慈愛などの人間的感情が作用する余地はなかったのかもしれない。良くも悪くも、指揮者が独裁者であった時代が懐かしく感じられる一冊。2022/08/10

コチ吉

6
セルについての初めての本格的な評伝なのかも知れないが、いつどこで何を指揮したかに余りにも文章が割かれていて、正直言ってやや食傷気味になる。セルはトスカニーニやライナーらと並ぶ苛烈な指揮者と言われる。昔は指揮者と楽団員との音楽的素養が違いすぎるが故に、指揮者が独裁者にならざるを得ないなどと、もっともらしく語られる。だが本当にそうだろうか。25年にも渡りクリーブランド管が世界のトップオーケストラとして維持されてきたことの持つ意味は、本書をもってしてもまだまだ語られていないはずである。2022/08/06

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