内容説明
足で葉を叩くドラミングで、チョウは味見し、産卵できる植物かを見分ける――アゲハチョウ研究の最新の成果による解説と美しい写真から、分子生物学や種の多様性の最先端に迫る。
アゲハチョウを入り口に、最先端の成果による解説と、昆虫写真の第一人者による約150種のアゲハチョウの美しい写真によって、分子生物学や「種の多様性」への理解を深めていく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かば◎
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内容は興味深く、写真は美しい。特に進化と食樹の変遷については個人的に初めて聞く内容。が、全般的に構成・編集が行き届いていない感じ。冒頭に世界のアゲハチョウの属内訳の表があるが、後半の写真集では表の順になっておらず対照しづらいだけでなく、そもそも表にない属が出てきて戸惑う(表には別名で出ているのか?)。同一種についても、場所によって「メスグロキアゲハ」だったり「クロキアゲハ」だったり。p60本文中に「(図14、15)」とありながら、図15はどこにも見当たらない。写真と本文がしっかりリンクできていない、など。2020/07/09
神谷孝信
0
遺伝子による蝶の進化や分化が詳しく解り、美しい写真と共に、楽しく読めた。42018/12/11
kaz
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蝶の進化、分類にはさほど興味は無いが、美しいアゲハチョウの写真には癒される。南国の方が総じて派手に思えるが、日本にもけっこうきれいなアゲハチョウがいるのに、改めて驚かされた。 2018/12/10
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