内容説明
デザインは「創造のカタリスト(触媒)」として、産業社会の基層部分に場を占めうる有用な産業資源である。もう一歩踏み込んだデザインへの理解が、次の時代への突破口を提供する。本書は、そのような問題認識を出発点として、産業社会におけるデザインの有り様の探究・構築を、特に地域というフィールドを視野に入れながら試みたものである。
目次
1章 創造のカタリスト
2章 デザインのパワー構造
3章 デザイン産業の風景(透視図)
4章 次世代への地域産業戦略
5章 地域のデザインマネジメント
6章 デザイン産業への展開