内容説明
アートが都市の生命力となり、荒廃した街が甦った―。文化の力で未来を創造するクリエイティブシティ。その実態と戦略をアーティストの眼と都市政策の観点から探る。
目次
都市にアートの生命力を
「アート戦略都市」の誕生にむけて
なぜ今、「創造都市交流」なのか
アート戦略都市part1(さびついた造船業をモニュメントに―ニューカッスル・ゲーツヘッド/英国;多文化共生への工場再生と大道芸センター―マルセイユ/フランス;ファインアートと産業が共生する奇跡の芸術村―フィスカース/フィンランド ほか)
アート戦略都市part2(再開発プロジェクトに地元住民参加型のアートを―ダブリン・バリマン地区/アイルランド;カルチュラル・ツーリズムへと舵を切る港湾都市―ジェノヴァ/イタリア;バウハウス時代の巨大炭鉱遺跡から生まれる現代アートセンター―エッセン・ツォルフェライン/ドイツ ほか)
ドキュメント「EU・日本創造都市交流2005―Arts for Community Growth and Development」(冬のまち、氷点下のアート/Finland×S‐AIR;Flea/Art Market/Germany×harappa;ヨコハマ*おでかけアート*サーカス/France×ART LAB OVA ほか)
著者等紹介
吉本光宏[ヨシモトミツヒロ]
ニッセイ基礎研究所芸術文化プロジェクト室長。早稲田大学大学院(都市計画)修了。社会工学研究所などを経て現職。東京オペラシティや世田谷パブリックシアターなどの文化施設開発、東京国際フォーラムのアートワークコンサルタントのほか、文化政策、クリエイティブシティ、アートNPOなどを幅広く調査研究する。横浜市文化芸術都市創造事業本部アドバイザー(2004‐2006年)のほか、現在は文化庁文化審議会政策部会委員、東京芸術大学大学院非常勤講師なども務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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