出版社内容情報
身体で感じることを、空間で再現する――。ユニバーサルデザインやバリアフリーの設計や計画に必要な考え方を学ぶ一冊。[基礎編]では、視覚、聴覚、触覚などからの情報の受け取り方、その情報と実際の行動の関係性から、ひとがどのように空間に出会い、その性質を理解し、そして利用するのかを理解。[実践編]では、基本的な「人間と空間の出会い方」に基づいた「ユニバーサルデザイン」の試みの具体事例の数々を、「プラスのデザイン」から「マイナスのデザイン」という思想で紹介する。
内容説明
「プラスのデザイン」から「マイナスのデザイン」へ。設計計画の基本となる身体、とくに感覚の仕組みを理解し、ひとが移動するときに使っている「手がかり(適切な空間情報)」を知る―、新しいアプローチで、ユニバーサルデザインを考える一冊。
目次
基礎編―見ること・聞くこと・触ること・移動すること(見ること―「見ること」をもう一度考えてみよう;聞くこと―「音を聞く」とはどういうことなのか;触ること―普段「触ること」を意識していますか;移動すること―「移動すること」を科学する)
実践編―「プラスのデザイン」から「マイナスのデザイン」へ(「プラスのデザイン」から「マイナスのデザイン」へ;デザインの可能性―ひとの感覚から空間を考える;室内空間のデザイン―見えづらさを支える施設設計;駅空間のデザイン―ホームドアにみる安全対策;道路空間のデザイン―路面表示の活用 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
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視力と視野の関係:固視微動とサッケード ものは脳で見ている:目は精巧かつ微細につくられたカメラ・大脳が処理することで映像として見る 見え方=視覚情報は様々 視力・視野 見やすい環境 形・色・意味 音の三要素:大きさ・高さ・音色 マスキング:最小可聴値が上昇する現象 時間分解能·周波数選択性の低下 まずは不要な音の引き算 プラスのデザイン→マイナスのデザイン サインのデザイン:知る手立てと知らせる手立て 音環境の整理に必須な3つの視点:コンテンツ・コンテキスト・サーカムスタンス2020/11/03
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