ジェイン・ジェイコブズ都市論集―都市の計画・経済論とその思想

個数:

ジェイン・ジェイコブズ都市論集―都市の計画・経済論とその思想

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月25日 01時34分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 472p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784306073487
  • NDC分類 361.78
  • Cコード C3052

出版社内容情報

単行本未掲載の記事・講演・対談・小論なども含めこれまでのJ.ジェイコブズの言説を集めた都市論集。都市の計画・経済・倫理を説く。

これまでのJ.ジェイコブズの著書の元となったさまざまな小論を主体に、講演・対談などが網羅されている。それらは時を追って1?5部編成で構成され、ジェイコブズの都市の計画・経済そしてその思想を辿ることができる。

序論
年譜
第1部:都市の博物学者 1934?1952年
第2部:都市の建物 1952?1965
第3部:新しい仕事はいかにして生まれるのか 1965?1984年
第4部:都市の生態学 1984?2000年
第5部:未来の発達のパターン 2000?2006年
精選著作目録
索引

ジェイン・ジェイコブズ[ジェイン ジェイコブズ]
著・文・その他

宮?洋司[ミヤザキ ヒロシ]
翻訳

サミュエル・ジップ[サミュエル ジップ]
編集

ネイサン・シュテリング[ネイサン シュテリング]
編集

内容説明

これまでの本には未収録のものも含め、小論・講演・対談を網羅。ジェイコブズが都市の計画・経済・倫理を説く、待望の一冊!都市にかかわる実務家・研究者を始め「都市」に関心のある人必読の書、遂に刊行!!

目次

第1部 都市の博物学者 一九三四~一九五二年(ある本のために詩を練りながら―『ニューヨーク・ヘラルド・トリビューン』誌、一九三五年;あなどれないダイアモンド街―『ヴォーグ』誌、一九三六年 ほか)
第2部 都市の建物 一九五二~一九六五年(フィラデルフィア再開発の進捗報告―『アーキテクチュラル・フォーラム』誌、一九五五年;二種類のプランナー、ペーブメント・パウンダーとオリンピアン―『アーキテクチュラル・フォーラム』誌、一九五六年 ほか)
第3部 新しい仕事はいかにして生まれるのか 一九六五~一九八四年(都市の自生的成長―王立英国建築家協会での講演、ロンドン、一九六七年;市民的不服従について―『ニューヨーク・タイムズ・マガジン』誌との往復書簡、一九六七年 ほか)
第4部 都市の生態学 一九八四~二〇〇〇年(都市の責務―オランダ王宮での講演、アムステルダム、一九八四年;一緒に自転車に乗ること―広報担当者会議での講演、一九八五年 ほか)
第5部 未来の発達のパターン 二〇〇〇~二〇〇六年(近隣の味方としての時間と変化―ヴィンセント・スカーリー賞受賞講演、ワシントン特別区、二〇〇〇年;カナダのハブ都市―C五会議での講演、ウィニペグ、二〇〇一年 ほか)

著者等紹介

ジェイコブズ,ジェイン[ジェイコブズ,ジェイン] [Jacobs,Jane]
1916~2006。アメリカ、ペンシルベニア州スクラントン生まれ。都市活動家、都市研究家、作家。1952年から10年間『アーキテクチュラル・フォーラム』誌の編集メンバーとなる。1968年にカナダに移住し、同国トロントで他界。40年以上にわたり、アーバンプランニングに対抗してコミュニティに基盤をおいた革新的な方法を擁護した作家である

ジップ,サミュエル[ジップ,サミュエル] [Zipp,Samuel]
作家兼歴史家である。現在、ブラウン大学のアメリカ研究と都市研究の准教授である

シュテリング,ネイサン[シュテリング,ネイサン] [Storring,Nathan]
現代のアーバンデザイン、アーバンプランニング、都市政策を一般市民にも利用しやすいものとすることに特化した作家、学芸員、デザイナーである。トロントのアーバンスペース・ギャラリー(ジェイン・ジェイコブスの仲間たちによって設立された)の臨時学芸員としてずっと仕え、またシカゴ建築財団とボストン建築家協会での常設展示に従事したことがある

宮崎洋司[ミヤザキヒロシ]
都市再生関連の調査・企画会社、(株)プラス社会計画センター所長、工学博士。現在の会社等で都市再生に関わるマーケティング・リサーチ、事業計画や環境の評価などの実務に携わった後、宇都宮共和大学教授として合意形成論、計画評価論の研究に従事。その間、神奈川県等のアイディアコンペでの受賞、都市計画学会等の査読付き論文・(財)住総研等の研究助成の採択を含む、実務・研究の両面にわたる数多くの実績を残す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夜間飛行

75
ジェイコブズは都市の自己組織化を訴える。それは新自由主義のように大企業に有利な状況ではなく、個々の店を結節点とするネットワークを形成し、《市場の道徳律》によって誠実性、新奇性、「見知らぬ人やよそ者」との連携を強めていくことである。自由市場を信じ擁護する彼女は《統治の道徳律》による政治の必要を説く。市場は国家の構成要素ではなく、交流と自己形成の場であり、古い仕事から新しい仕事が生み出される創造の場となるはず。ならば新しい企業や製品開発に挑む人、あるいは現場や第一線に立つ人々が保護されるべきなのは当然だろう。2019/05/16

どうろじ

2
論集ということで雑多なネタがどかっと時系列にまとめられている。スズメの原則は本筋ではないが大事な経験則であるように感じる。実際、彼女からは学術的な知見よりかは市民運動を方法論をこそ見いだすべきだろう。同時代の著名人の思想と重なる部分も多く、彼らとの比較評価も重要になってくるかもしれない。2019/08/02

WAKI

1
長年環境犯罪学の先駆者の一人としてニューマンやジェフリーとともに引用してきたジェイコブスだが,近年は独創的な都市経済理論家としての評価が高いことを認識させられる。ジェイコブスを都市化が進む先進国における一つの可能性ある処方箋,あるいは少なくとも示唆を示した人だと思っている人が,ジェイコブスを路上の目の指摘者だと思っている人をはるかに上回ったのは何時頃なのだろうか。だだ,都市には多様性と稠密が必要であり,それが都市の生命力を生むという考えは生涯を通じて一貫しているけどね。最後に読むべきジェイコブス本ですね。2024/04/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13258542
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品