内容説明
橋梁デザインの巨匠とドイツ版JRが挑む技術と景観の革命。地震国日本だからこそ学びたい美の設計哲学。最新の技術から評価手法、リニューアルまで体系的に解説。構造とデザインを一体的に思考する革新的な設計手法を集成。世界一美しい鉄道の風景をつくるガイドブック。
目次
鉄道橋の設計とデザインの原則(デザインだけを切り離すことはできない!;橋梁のコンセプチュアルデザイン;鉄道橋設計におけるイノベーション)
提案例―これは仕様ではなく、提案である!(高架橋の分類;河川橋;架道橋;既存ネットワークへの接続)
著者等紹介
シュライヒ,ヨルク[シュライヒ,ヨルク] [Schlaich,J¨org]
シュツットガルト大学名誉教授。1934年ドイツ生まれ。シュツットガルト大学、ベルリン工科大学などを卒業後、フリッツ・レオンハルトのもとで博士号取得。1980年に設計事務所schlaich bergermann und partnerを創設。主な設計にミュンヘン・オリンピックスタジアム、ソーラータワー、ケルハイムの歩道橋、ウンシュトルト高架橋など。IStructEゴールドメダルなど受賞多数
増渕基[マスブチモトイ]
橋梁・構造エンジニア。1979年鎌倉市生まれ。北海道大学、スウェーデンのチャルマース工科大学卒業後、ベルリン工科大学にてマイク・シュライヒのもとで博士号取得。2011年よりschlaich bergermann und partner、2013年より設計事務所Werner Sobek Stuttgart勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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