SD選書<br> 見えがくれする都市 - 江戸から東京へ

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SD選書
見えがくれする都市 - 江戸から東京へ

  • 槙文彦
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  • 鹿島出版会(1980/06発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784306051621
  • NDC分類 518.4
  • Cコード C1352

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

屋根裏

3
3章とくによかった2022/12/15

チャーリー

2
日本の空間は並行的な何重もの「仕切り」によって「奥」が生まれているちいうテーゼがさまざまな方向から語られている。グリッドパターンでも、西欧は絶対的な秩序を空間や地に投影しているのに対し、日本の場合は必要上、格子状になっているが地形や遠景の眺望によってしばしば歪められている。これは一神教対多神教や、大陸と島という単純な理由によるものではない。東南アジアなどは語られず、やや西欧に対する日本の独自性を過度に示しているきらいがないわけではないが、日本の地霊を具体的に考えていった一つの結果を明瞭に示している。2016/10/14

ネオジム坊

2
槇文彦は、戦後の日本を牽引した世界最後の建築運動「メタボリズム」の一角を担うが、その思想は菊竹や黒川のような分かりやすい『未来都市教』とは異なるように見える。彼は東西の聖域比較から、西洋の「塔=中心性」と日本の「境内=奥性」の構造を見出して、前者をデキリコの絵・後者を広重の絵に喩え論を結ぶ。しかし、対立項として論じられるべきはずの「西洋の奥性と日本の中心性」について本書では一切述べられていない。つまり、槇も他のメタボリスト同様「日本的なもの」を『輝かしい時代』のために「自作する」試みに加担したのであろう。2012/04/24

2
本書は日本、特に東京における都市の形態(表層)の背後にあって、常に表層において見えかくれしている都市の深層構造を「道」「奥」「微地形」「表層」などの観点から読み取ろうとした論文集。特に槇さんの「奥の思想」という論文は、自分が普段から無意識のうちに感じていたことがうまく言語化されていて感動した。欧州では、目に見える絶対的な「中心」性が志向されるのに対して、日本では、見えざる零度の原点としての「奥」性が志向されるというのはまさにという感じ。2011/06/10

shunjy

2
日本の町並みを日本人的思想で読み解く。槙文彦氏の「奥」の思想はここにある。2009/04/21

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