出版社内容情報
人間のためのデザイン。『建築家なしの建築』『人間のための街路』『みっともない人体』などの圧倒的な蒐集力と論考で知られ、都市から住宅、そして衣服、食…生活のすべてを観察し、関連づけ、デザインしたプロジェッタツィオーネ、ルドフスキー。その生涯と、150点以上の未発表図版を含む全プロジェクトを知る、待望の評伝。
内容説明
『建築家なしの建築』『キモノ・マインド』『人間のための街路』『みっともない人体』『驚異の工匠たち』『さあ横になって食べよう』などの著作に見られる、圧倒的な蒐集力と論考で知られ、都市から住宅、そして衣服、食…生活のすべてを観察し、関連づけ、デザインしたバーナード・ルドフスキー(1905‐1988)。人、そして生を中心に置く建築家の伝統、「プロジェッティスタ」の脈を継ぐ伊アンドレア・ボッコによる待望のルドフスキー伝。
目次
バイオグラフィ
ルドフスキー論(建築作品について―建築の自然哲学;生活技術について―生活の自然哲学;好奇心教授法)
ルドフスキー全作品目録(テキストを除く)(舞台美術;O.R.サルフィスベルクのベルリンのスタジオのコラボレーターとしての作品;ヘレン通りのホッホハウス(高層建築)
オットー・グレッケル・シューレ私立女子高校
ドイツ建設展 ほか)
著者等紹介
ボッコ,アンドレア[ボッコ,アンドレア] [Bocco,Andrea]
建築家。トリノ工科大学の科学、プロジェクト、地域政策に関する(トリノ大学との)大学間連携学科の教授にして現在、学科長。適切なテクノロジーとローテク建築を教える。アカデミックなキャリアのかたわら、トリノで都市再生、地区発展、コミュニティハブなどに携わり、サン・サルヴァリオ地区発展事務所を創設し、長年ディレクターを務めた。著述も多く、主題はバーナード・ルドフスキー、ヨナ・フリードマン、建築環境の分析、山村再生、現代のローテク建築、自然素材での建築、環境インパクト、そして建築、建設に関するボキャブラリーシステムなど
多木陽介[タキヨウスケ]
批評家、アーティスト。1988年に渡伊、現在、ローマ在住。演劇活動や写真を中心とした展覧会を各地で催す経験を経て、現在は多様な次元の環境(自然環境、社会環境、精神環境)においてエコロジーを進める人々を扱った研究(「優しき生の耕人たち」)を展開。芸術活動、文化的主題の展覧会のキュレーション及びデザイン、また講演、そして執筆と、多様な方法で、生命をすべての中心においた、人間の活動の哲学を探究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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MH