出版社内容情報
木の柱は日本文化――縄文から今日に至るまで、木の柱は時代を超越した日本の重要な建築文化だった。木造建築と日本の未来を考える。
目次
序章 木の建築の国
1 イエ
2 ムラ
3 ミヤ
4 ミヤコ
5 シロ
6 マチ
7 トシ
8 未来のトシ
展望 「半鎖国日本」の提案
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろし
51
太古から縄文時代、弥生時代に至る建物や集落、さらには都市の成り立ちについて興味があったので読んでみた。いろいろな話が各執筆者から寄せられていて興味深い。例えば、日本各地に蹴裂(けりさけ)伝説が伝えられているが、これは湖などの排水口に当たる部分の岩を技術を使って割って湖の水位を下げ農地を拡げたことを神格化して後世に伝えようとしたことらしい。例えば縄文時代には奈良盆地には大きな湖があったが、それが時代を経ると小さくなって居住地が増えていることが当てはまるのだそうである。2021/11/26
lovejoy
0
★★★2024/05/07
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