建築を見つめて、都市に見つめられて

石田 潤一郎【著】/中川 理【編】

鹿島出版会（2018/04発売）

• サイズ B6判／ページ数 354p／高さ 20cm
• 商品コード 9784306046627
• NDC分類 520.4
• Cコード C3052

出版社内容情報

「日本のモダン・ムーヴメント―《白い家》が見出されるとき」を含む、近代からモダニズム、同時代まで、建築から都市、映画までと幅広いテーマからの名文を紡いだ論考集。

第一章　歴史を読み込む
一　モダン・ムーヴメントの成立
二　建築学の成立
三　戦後建築とは
四　関西を捉える
五　伝統理解

第二章　建築家を語る
一　建築家研究
二　武田五一
三　藤井厚二
四　ヴォーリズ

第三章　建築から都市へ
一　建築から語る京都
二　都市論へ

第四章　解釈から構築へ
一　景観論・保存論
二　同時代批評

第五章　建築と空間の息づかい
一　建築を理解すること
二　都市文化にひきよせて

石田　潤一郎［イシダ ジュンイチロウ］
著・文・その他

中川　理［ナカガワ オサム］
編集

内容説明

近代からモダニズム、同時代まで幅広い名文を紡いだ論考集。

目次

第１章　歴史を読み込む（モダン・ムーヴメントの成立；建築学の成立　ほか）
第２章　建築家を語る（建築家研究；武田五一　ほか）
第３章　建築から都市へ（建築から語る京都；都市論へ）
第４章　解釈から構築へ（景観論・保存論；同時代批評）
第５章　建築と空間の息づかい（建築を理解すること；都市文化にひきよせて「都市・商業・建築」）

著者等紹介

石田潤一郎［イシダジュンイチロウ］
京都工芸繊維大学教授。１９５２年鹿児島市生まれ。１９７６年京都大学建築学科卒業。１９８１年同大学大学院博士課程修了。工学博士。京都大学助手、滋賀県立大学助教授を経て、２００１年より現職。専攻は日本近代建築史

中川理［ナカガワオサム］
京都工芸繊維大学教授。１９５５年横浜生まれ。１９８０年京都大学工学部建築学科卒業。１９８８年京都大学大学院建築学専攻博士課程修了。工学博士。１９９２年京都工芸繊維大学准教授。２００３年から現職。専攻は近代都市史・建築史（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[アメヲトコ]

現在では入手が難しい媒体に発表された、建築・都市に関する文章をまとめたもの。近現代建築史から建築家論、京都論、さらには映画批評まで、その射程はとても広いです。「京都での近代建築調査」「価値観のありようを教えたい」などの熱い思いに打たれます。各論考に付された簡単な解説文がまた味わい深く。

2018/04/22