出版社内容情報
世界にほこる昭和10年の傑作、土浦亀城邸。日本初の建築家夫妻の生涯を描く。軽やかな木造モダニズムの住宅から上野・西郷会館まで、名作の軌跡を辿る。
内容説明
世界にほこる昭和10年の傑作、土浦亀城邸。日本初の建築家夫妻の生涯を描く。巨匠ライトへ師事し、日本で国際様式を実践。軽やかな木造モダニズムの住宅から、銀座・三原橋センター、上野・西郷会館まで、名作の軌跡をたどる。
目次
1 土浦亀城邸(長者丸のモダニズム;合理的な立体空間 ほか)
2 ライトとの出会いとアメリカ(帝国大学と帝国ホテル;1923年、ロサンゼルス ほか)
3 共有意識としての国際様式(大倉土木での胎動;小住宅の設計 ほか)
4 アーキテクトの端正な建築(事務所の設立と野々宮アパート;強羅ホテル ほか)
5 清明なモダニズム(戦時と占領下の仕事;東京復興とまちの動線となる建築 ほか)
著者等紹介
田中厚子[タナカアツコ]
東京生まれ。東京藝術大学美術学部建築科卒業。同大学院および南カリフォルニア建築大学(SCI‐ARC)修士課程修了。日米の設計事務所勤務を経て、アクセス住環境研究所設立。日米住宅史、異文化間建築交流史を研究。土浦亀城の住宅研究で博士(工学)取得。東京電機大学、日本工業大学、神奈川大学、武蔵大学などで非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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