美術館学ツーリズム―24時間のミューゼオロジィ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 139p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784306044791
  • NDC分類 706.9
  • Cコード C0070

内容説明

アートはむずかしい、アートを見てほしい、アート・マネジメントを学びたい…。そんな悩める人びとにおくる美術館学のヴィジュアル・ブック。

目次

1 空間演出としての展示プロジェクト
2 都市遺産を再生するアート・マネジメント
3 人々の生活を豊かにするアメニティ・アート
4 子どもの創造力を育むエコ・ミューゼ
5 ルーヴル美術館大学のアート・マネジメント
6 「まち」と「まち」を結ぶミューゼオロジィ

著者等紹介

長谷川栄[ハセガワサカエ]
美術館学者・美術評論家・彫刻家。国際美術評論家連盟会員、東京国立博物館名誉館員、品川区O美術館館長、おかざき世界子ども美術博物館館長。東京都出身。東京芸術大学美術学部卒業。同大学音楽部音楽美学も単位取得。1952年、東京国立博物館館員となる。同館展示調整室長を経て研究指導室長を歴任。1968~69年、ルーヴル美術館大学フランス政府招聘留学。2000年、フランス政府より、芸術文化勲章シュヴァリエ「騎士」叙勲。賞歴―二科展特選、行動展R氏賞・会員、パリ南国際サロン銀・銅賞、棚橋賞受賞(博物館学)、日仏現代作家美術展名誉総裁賞、ほか多数受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぴよぴよーーーーー

1
あくまで美術館学の視点から地域環境に密着した「エコ・ミューゼ」的空間の実現に成功した世界中の芸術スペースを見せてくれる。日本での美術館と言えば少し遠い存在で日常生活との融合は見られない。そのため美術(なんであれ)に携わる仕事・美術を保護する仕事などは別次元にあるようで、要は多くの人に門戸が開かれているわけではない。本書には仏や希臘の地下鉄駅のように常に一定人数による利用を保つ公共施設との協調など、海外のミューゼオロジィから学ぶことが多い。今こそ「美術館学」の専門性から脱却すべき時ではないか。2016/10/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/182130
  • ご注意事項

最近チェックした商品