目次
動きはじめた次世代の駅づくり(駅とインフラデザイン―鉄道の技術者と建築の設計者が切磋琢磨してつくる;「土木の後の建築」からの脱却―飯田橋駅では設計以前の制度改革が重要だった)
1 駅空間を把握する(駅のタイポロジー;駅空間の基本4要素 ほか)
2 駅をめぐる協調と実践(土木×建築×…=コラボレーション時代の駅展開;状況に対応するリノベーション事例 ほか)
3 駅デザインのグローバリティ(見聞・ヨーロッパのステーションフロント;ブルネル賞とワトフォード会議)
4 駅再生へのフィールドワーク(潜在力をスキャンする;駅にまつわるキーワード80)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
塩きゃらめる
1
参考文献。2017/01/14
そうき
0
駅は公共空間/民営、あるいは土木/建築が交わる場所であることが魅力的でありつつも、諸々が残念になるのは仕方がないところだと思っていた。それを個々の構成要素に分解して分析し、事例紹介を行うことを通して、新たな形を模索していく。 ・TXにおける土木と建築のハイブリッド構造(土木構造物は列車と軌道の荷重のみ負担) ・京王線新宿駅のあえて視線を遮るリノベーション ・全体が明るい必要はない(事例:Jubilee Lineのメリハリ) あたりは土木と建築に挟まれた、技術基準に興味のある人間としては心にとめておきたい2020/02/16