出版社内容情報
松下電機(現パナソニック)の創業者であり、「経営の神様」と称賛された松下幸之助の晩年の23年間を間近で仕えた著者・江口克彦が、直接 松下幸之助から聞き、体験した言葉や行動を長年 「松下幸之助 経営心得帖」としてエッセイを雑誌に連載してきた。
本書はその数あるエッセイの中から、経営の心得、商売の心得、人づくり・組織づくりの心得、経営者の心得として、松下自身の言葉が多く拾われている話を中心に58話をピックアップ。
図らずしも著者が松下幸之助から直に見聞きしてきた貴重な言葉や体験を知り、その心得を知ることができる内容となっている。
経営者はもちろん、組織を見ている中間管理職以上の方、商売をしている方や営業職でさらに数字を伸ばしたい方にもぜひとも読んでいただきたい1冊である。
著者と松下幸之助の貴重な未公開ツーショット写真も多数収録。
目次
まえがき
第1章 経営の心得
--松下幸之助が考えたこと
経営成功の要因
経営理念は悟り
公を根底にして、正しい経営をする
何事も基本が大事
世間は正しいと考えて経営に取り組む
約束を守る経営が発展の道
基本理念を曲げるな、守れ、実行せよ
経営のムリは、経営の失敗に通ず
経営は「多柱経営」で成功する
串焼きの”串”をつくれ
ゆっくり前進 しっかり歩こう
会社を少しでも長く存続させるために
写真コラム 松下幸之助に仕えた日々①
第2章 企業としての心得・商売の心得
--松下幸之助が実践したこと
「企業は公器」の考えが経営の出発点
商売の出発点・経営の出発点
当たり前のことを当たり前にやる
ファンができれば事業は成長する
道ゆく人は皆、お客さま
「いいものを、安く、たくさん」は経営の神髄
適正利益を上げてしっかり納税
まず正しさとは何かを考える
競争がないのは不幸
宣伝は良品知らせるための義務
成功も失敗も元を辿れば些細なこと
感謝と拝む心
写真コラム 松下幸之助に仕えた日々②
第3章 人づくり・組織づくりの心得
--松下幸之助がつくりあげたこと
物づくりより人づくり
汗の中から本当の知恵が生まれる
感謝、挨拶できなければ猿
内容説明
「串焼きの“串”をつくれ!!」経営の神様に23年間仕えた著者が体感した松下イズムの真骨頂を語るビジネスパーソン必読の書。
目次
第1章 経営の心得―松下幸之助が考えたこと(経営成功の要因;経営理念は悟り ほか)
第2章 企業としての心得・商売の心得―松下幸之助が実践したこと(「企業は公器」の考えが経営の出発点;商売の出発点・経営の出発点 ほか)
第3章 人づくり・組織づくりの心得―松下幸之助がつくりあげたこと(物づくりより人づくり;汗の中から本当の知恵が生まれる ほか)
第4章 経営者の心得―松下幸之助が到達した心(なぜ「起業」した会社は、失敗するのか;滑稽な経営者、責任者になるなかれ ほか)
著者等紹介
江口克彦[エグチカツヒコ]
(株)江口オフィス代表取締役。一般財団法人東アジア情勢研究会理事長、台北駐日経済文化代表処顧問等、昭和15年名古屋市生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒。政治学士、経済学博士(中央大学)。また、PHP総合研究所社長、松下電器産業株式会社理事、参議院議員、内閣官房道州制ビジョン懇談会座長など政府委員会を多数歴任。旭日中綬章、文化庁長官表彰、台湾・紫色大綬景星勲章、台湾・国際報道文化賞等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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