対話の技法

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対話の技法

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  • サイズ 46判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784305709325
  • NDC分類 107
  • Cコード C0030

出版社内容情報

ソクラテスが様々な相手と語り合いながら思索を深める過程を書きとどめ、対話そのものの重要性を示したプラトンの名著『対話篇』。西洋哲学研究の第一人者である著者がその内容を踏まえ、現代社会のコミュニケーションに求められている「真の対話」のあり方を探ります。



そもそも「対話」とは何か?

ふだんの日常会話、一方的な説得や意見の押し付けと混同されがちなその定義の見直からスタートし、15回のテーマに分けてわかりやすく解説。

「対話の成功=相手を思い通りにすることではない」、「目の前にいない相手と対話する難しさ」など、言葉を通じたやり取りのシチュエーションが多様化するなかでこそ意識したい心がまえを提案しています。



SNSにおける交流といった最新の話題も取り入れ、哲学に詳しくない方でも読みやすい点が特徴です。

上手な話し方や相手を論破するテクニックのハウツーとはひと味違った、「人と人がわかり合うこと」の本質に迫る一冊。

新型コロナ禍による様々な変化のなかで、コミュニケーションに悩む方にとくにおすすめです。



【目 次】

はじめに

目次

第一部・対話を知っていますか?

●第一回 対話という言葉から考えよう

●第二回 対話でないもの

●第三回 対話をすすめる技法

●第四回 対話の強さと弱さ

●第五回 対話が目指すところ

第二部・危ない対話への勇気

●第六回 言論嫌いという病

●第七回 答えの得られない問い

●第八回 対話の衝撃を受けとめる

●第九回 言葉による誘惑

●第十回 対話する勇気

第三部・対話が広がる世界

●第十一回 対話の場の越境

●第十二回 対話の相手の拡大

●第十三回 不在者との対話

●第十四回 自分自身との対話

●第十五回 対話の実践

対話を知るために参考になる本

おわりに

内容説明

「対話」と「会話」はどう違う?完全に納得できる結論が出ない対話は失敗?目の前にいない相手と対話することは可能か?実りある対話をするために必要な心がまえとは?そんな疑問にお答えします!

目次

第1部 対話を知っていますか?(対話という言葉から考えよう;対話でないもの;対話のやりとり;対話の強さと弱さ;対話が目指すところ)
第2部 危ない対話への勇気(言論嫌いという病;答えの得られない問い;対話の衝撃を受け止める;言葉による誘惑;対話する勇気)
第3部 対話が広がる世界(対話の場の越境;対話の相手の拡大;不在者との対話;自分自身との対話;対話の実践)

著者等紹介

納富信留[ノウトミノブル]
東京大学哲学科教授。西洋古代哲学が専門。古代ギリシアにおける「哲学の誕生」をテーマに、哲学と西洋古典学の二つの学問手法で迫っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

3
対話についての哲学。2024/06/15

やなぎ

3
「技法」ではなかった。対話とは何か、対話の意義などに向き合う一冊。わかったようで、わかってないんだろうな。2024/01/27

カエル子

3
対話の最大の効果は「その主題についてある程度は分かっていると思っていた対話者の思い込みを、思いがけないかたちで破壊」すること。つまり、対話がもたらすのは「結論や合意や知識」ではなく「思い込み」を壊して自らを無にすること。覚悟を持って挑むべきものが「対話」であり、「言葉を語り受け止める訓練を積む」ことが社会生活を営むわれわれ人間には求められるんだぞ!という哲学がやさしい言葉でわかりやすく綴られているように見せかけて、哲学なのでやっぱり深くてむずかしい内容でした。余裕があるときに再読したい。2021/09/17

エジー@中小企業診断士

2
対話はその主題についてある程度は分かっていると思っていた対話者の思い込みを思いがけないかたちで破壊する。相手を他の人間として尊重すること、言葉を信頼してこの現実を生きること、言葉が自分自身を変えながら生き方を形作る可能性に賭けることが必要。仲間の賛同や賞賛だけを聞くのは知性を眠らせて心を腐敗させる。面と向き合って語り合うというのは実は恵まれた特別な状況。一人の自立した人間主体である裸の私、自分を見つけ出すことが対話の目標であり生きる基盤になる。自分についての物語を語り合うことではなく、剥ぎ取るのである。2024/06/09

takao

2
ふむ2022/10/13

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