コレクション日本歌人選<br> 樋口一葉―伝統的美意識を凌駕する早逝の天才歌人

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コレクション日本歌人選
樋口一葉―伝統的美意識を凌駕する早逝の天才歌人

  • 島内 裕子【著】
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  • サイズ B6判/ページ数 117p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784305709066
  • NDC分類 911.162
  • Cコード C0092

内容説明

生涯で約四千首もの歌を遺した一葉。その人生は、虚無の浮世をいかに生きるかを見据え、「文学が人間に何をもたらすか」を問う。

目次

打ち靡く柳を見ればのどかなる朧月夜も風はありけり
散り残る花を訪ねて谷陰に今日見出でつる若楓かな
散り残る花の木末を吹く風の今朝心地よき夏は来にけり
冬籠もる窓のうちまで薫りけり軒端の枇杷の花咲きしより
山深み人こそ訪はね読む文の上に昔の友はありけり
憂き事も雪も山路も深ければ春だに遅き心地こそすれ
卯の花の憂き世の中のうれたさにおのれ若葉の蔭にこそ住め
山の端の梢明るくなりにけり今か出づらむ秋の夜の月
限りなくうれしきものは我が思ふ人をば人の誉むるなりけり
宮城野にあらぬものから唐衣なども小萩の繁きなるらむ〔ほか〕

著者等紹介

島内裕子[シマウチユウコ]
1953年東京都生。東京大学文学部卒業、東京大学大学院修了。博士(文学)。現在、放送大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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双海(ふたみ)

10
生涯で約四千首もの歌を遺した一葉。「木枯の吹く音寒き冬の夜はかけても君の恋しかりけり」25歳(数え年)で亡くなる直前の歌。伝統的美意識を凌駕する早逝の天才歌人。2023/02/27

ゆづき

1
自分の行く末を「一葉舟」と例えて諦観する様子に、泣きそうになりました。葉の歌はどれも秀逸で、早くにこの才能が失われてしまったことが残念でなりません。2022/04/27

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