内容説明
更新されてゆく日々の陰影をスケッチした著者初の随想集。平安古典を軸に、歌舞伎・演劇評、序文、追悼、ほか「オノ・ヨーコさんの力」等、文学者としての眼が捉えた縦横無尽の短文58篇で構成。
目次
1(「老い」と「日なたと日かげ」と;教育ショック 幼稚園 ほか)
2(「眠り」の文学―枕草子;中宮様のことば ほか)
3(志は高く自在に―師関根慶子先生;『低き心 高き志』おわりに ほか)
4(阿部先生と高校生;旅立ち ほか)
5(靖子さんを思う マリヤ平塚靖子の思い出;話しことばを創る―奥山彰子先生を偲ぶ “特集”学習院の国語教育 ほか)
著者等紹介
永井和子[ナガイカズコ]
1934(昭和9)年東京に生まれる。1957(昭和32)年お茶の水女子大学文教育学部文学科卒業。1960(昭和35)年学習院大学大学院(修士課程)修了。学習院女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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